テラ:このまま放っておいてどうするの?しっかり調べてもらうためにも警察に通報しないと・・・
ソダム:(モネに)叔母さん、私が先に見つけたわ。でしょう?
テラ:どういうことなの、ソダム。
ソダム:叔母さんとね、天使のおじさんを探していたの。それで私が先に見つけたの。
モネ:ほら!(ソダムの方を見て)ソダム、あなたがおじさんについて行ったのよね?
ソダム:うん
モネ:それなのに誘拐犯扱いしたのよ!
テラ:だからってどうしてあなたがそんなに怒るの?ソダムが屋上までついてきていることに、あの男が気が付かなかったこと、変だと思わないの?
モネ:お姉ちゃんの方が変よ!映画の撮影している人が、私たちのことを意識するだなんて、どうしてそう思うの?誰にでも金持ちの娘だって分かる訳じゃないのよ。
2人が言い争いを続けていると、ホテルの従業員らがやってくる。モネが何の映画を撮影しているのかホテルスタッフに尋ねると、テラはモネを幼い子供を諭すように制し、騒がしくならないようにお願いしますと釘をさす。
(この場面から、姉テラが常に妹に対して威圧的な態度を取っていることが伝わってきます。自分の過ちを決して認めない、頑固な性格もわかります。)
|