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NHK版「赤と黒」と韓国版「悪い男」比較 第1話

 

 




NHK版「赤と黒」と韓国版「悪い男」比較  第1話
 



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NHK「赤と黒」第1話と韓国版「悪い男」第1話の主な違い
 
  NHK版 59分 韓国版 約1時間6分
オープニング
編集シーン

日本オリジナルのオープニング。序盤・中盤・終盤からの映像を織り交ぜ、シム・ゴヌクのセリフも入ることにより、1人の青年の復讐劇であることを印象付けています。

オープニング主題歌:ラムジ「好きだから」

タイトルロールのみ。

 

オープニング曲:悪い男OST track.13 Main Title

削除シーン 誕生パーティのため訪れた済州島のホテル前でコヌク(キム・ナムギル)を見かけたモネが、姉テラの娘ソダムとともに車を降り、コヌクの後を追う場面の後。
 


テラを乗せた車はそのままホテルの入り口へと向かい、ホテルのロビー前に到着する。そこで偶然テラを見かけたジェインが声をかける。「こんにちは、モネのお姉さんでいらっしゃいますよね?」ジェインの声に振り返ったテラは、表情を変えずに「どなたかしら?」とジェインを見据える。「ああ、やっぱりそうですね。モネの部屋にある写真でお見かけしたんです。シン女史が運営されているギャラリーで仕事をしているムン・ジェインです。」と、いつも以上に輝く笑顔を浮かべて挨拶するジェイン。「ああ、母の美術館の職員の方ですね」とのテラの言葉に慌てた彼女は「職員ではありません。フリーランサーとしてお手伝いさせてもらっています」と胸を張って答え、その言葉には、自分の能力への誇りを持って仕事に取り組む姿勢をテラに認めて欲しいという意思が明確に現れていた。妹のモネからジェインとの関係すら聞かされたことのないテラは、ジェインに対しても一歩引いた態度で接し続ける。ジェインがモネと約束したわけではなく、チェジュ島に出張で来たと知ったテラは、すっと背中を向けてホテルの中へと歩き出す。「写真より実際にお会いした方がずっと美しいです。シン女史もそうですし、モネも同じ、皆さん本当にお美しいですよね。」テラはジェインのうわべだけの言葉に飽き飽きしたように、振り向きもせずに歩き続け、「モネに連絡してみます。ではまた」とジェインを振り払うような口調で告げる。

 
削除シーン
(9/9追記)

コヌクの態度に苛立ちが収まらないままのテラが、モネ、ソダムとともにエレベーターから降りた後。
 

テラ:このまま放っておいてどうするの?しっかり調べてもらうためにも警察に通報しないと・・・

ソダム:(モネに)叔母さん、私が先に見つけたわ。でしょう?

テラ:どういうことなの、ソダム。

ソダム:叔母さんとね、天使のおじさんを探していたの。それで私が先に見つけたの。

モネ:ほら!(ソダムの方を見て)ソダム、あなたがおじさんについて行ったのよね?

ソダム:うん

モネ:それなのに誘拐犯扱いしたのよ!

テラ:だからってどうしてあなたがそんなに怒るの?ソダムが屋上までついてきていることに、あの男が気が付かなかったこと、変だと思わないの?

モネ:お姉ちゃんの方が変よ!映画の撮影している人が、私たちのことを意識するだなんて、どうしてそう思うの?誰にでも金持ちの娘だって分かる訳じゃないのよ。

2人が言い争いを続けていると、ホテルの従業員らがやってくる。モネが何の映画を撮影しているのかホテルスタッフに尋ねると、テラはモネを幼い子供を諭すように制し、騒がしくならないようにお願いしますと釘をさす。

(この場面から、姉テラが常に妹に対して威圧的な態度を取っていることが伝わってきます。自分の過ちを決して認めない、頑固な性格もわかります。)

 

削除シーン  

モネが不在中、彼女のホテルの部屋に入ったジェインが、妹ウォニンと通話しながら浮足立つ場面の後。
 



モネの部屋へ入り、少し浮ついた気分のままのジェインは、ともにソウルで暮らす高校生の妹ウォニンに電話をしていた。「もし私が財閥家と結婚したらどうする?」という姉の突拍子もない問いかけを相手にもしないウォニンは、恋人に振られたせいでどうかしたんだ、とつぶやき、叶わぬ夢は見ないようにと話す。財閥家の娘の誕生日パーティに呼ばれたこと、そしてその場に姿を見せる予定のホン・テソンというホン家の息子に接近してみようかというジェインの言葉に、ウォニンは驚いて食べていたものを喉につまらせそうになってしまう。「お姉ちゃん、どうかしてるよ」という妹の言葉に耳を貸さず、ジェインは夢見心地で部屋の中を歩き回り、広いバスタブに触れ、いつかはこんな暮らしができるかもしれないと思い描きはじめる。
 
削除シーン モネとコヌク、バーのトイレでの会話の後。
ソダムを寝かしつけるために絵本を読み聞かせるテラ。お話が終わると、「ママ、明日も天使のおじさんに会いに行っていい?」と無邪気に問いかけるソダム。「誰?」と問いかけるテラに、「昼間の天使のおじさん」と答えるソダム。

‐ああ、昼間見つけたっていうおじさん?大きくなったわね、一度会った人のお顔をすぐ覚えられて。でもね、誰にでもついて行ってはダメよ。

‐おじさんが笑ってくれても?

‐え?笑ったの?そのおじさんが?

‐うん、笑ったよ。

‐そうなの・・・

屋上でコヌクの頬をぶってしまったことを思い出し、誤解をしてしまったのではないかと不安がよぎるテラ。
 

削除シーン
(9/9追記)

オム常務に手渡された小切手を見つめるコヌクの姿の後。
 

ジェイン、スカイダイビング撮影の準備をする映画スタッフの元へ。

ジェイン:すみません!昨日ホテルの前で万年筆見ませんでしたか?昨日ほら、首をしめたりする撮影があったでしょう?

スタッフ:あ〜、あの時ね。

ジェイン:万年筆を落としたんです。ちょっと聞いてもらえませんか?高価なものなんです。

スタッフ:(大声で周囲に呼びかける)昨日ホテルの前で万年筆見た人はいますか?

この声に、コヌクがふと歩みを止め、振り返ると、自分が万年筆を拾ったことを思い出す。

ジェイン:すごく高価なのに・・・

スタッフ:高価だそうです!

拾ったことを黙ったまま、コヌクはスカイダイビングの撮影に向かってしまう。

 

エンディング
編集シーン
エンディング主題歌:ラムジ「好きだから」 曲:悪い男OST track14. Sub title

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