【ジェインとウォニン 家で】
ぼんやりしながらスケッチブックに鉛筆を走らせるジェインに、心配して見ていたウォニンが話しかけてくる。声をかけられたことも気が付かないジェインの手元にあるスケッチブックをウォニンが取り上げても、それにすら気づかず床に呆然と鉛筆で描き続けるジェイン。
ウォニン:どうしたの?何かあったの?ムン・ジェイン!
妹の大きな声にようやく我に返ったジェインは、汚してしまった床を吹きながら、心の内を明かす。
ウォニン:ロープが下りてくるから大丈夫よ!男がその男だけ?心配いらないよ。空からロープがお姉ちゃんに向かって下りてくるからね。
コヌクとの会話を思い出しながら、ジェインを慰めるウォニンの言葉に、ジェインは何の話か分からないと首をかしげる。
【ギャラリー前 コヌク】
「ギャラリーDIDINか・・・」
シン女史が力を注ぐギャラリーの前に姿を見せたコヌクは、階段脇の植え込みに座り込む。そこに姿を見せたシン女史は、見慣れない男性をいぶかしげに見つめ、咳払いをする。警備員を呼び、ギャラリーの警備を強化し、見慣れない人を近付けないよう指示を出し、ギャラリー内にいたジェインにも同じように伝える。シン女史の「変な人がいたわ」という言葉に、ジェインは外を確認しに行くが、コヌクは去った後だった。
【ホン会長 秘書と】
ホン会長は、仁川に準備中のロボットテーマパークを次男テソンに任せる意思があることを秘書に伝えると、モネの交際相手の男性を呼べ、との指示を出す。
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