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第13話  戻れない道

チョンソ :ソンジュオッパに どんなに会いたくても

송주오빠 가 아무리 보고 싶어도

ソンジュオッパガ アムリポゴシッポドゥ


私、戻ることはできないこと 分かるよね、テオッパ?

나 돌아갈수 없는거, 알지 오빠? 

ナ トラガルス オムヌンゴ   アルチ  オッパ

송주오빠 【人名】 ソンジュオッパ
【助】 〜が
아무리 【副】 どんなに
보고 싶어=보다【動】会う、見る +고 싶다〜したい
【接尾辞】 〜も
나  私
돌아갈수 없는=
돌아가다【動】戻る+을수 없다〜できない+는
거 〜こと
알지=알다【動】知る、わかる+지

ソンジュをあきらめ、テファと共に生きようと決心したチョンソ。

ソンジュとはもう会わない決意をテファに告げる。

 

 世界で一番の親友になろうと、チョンソとの別れを心に決めたソンジュだったが、顔を合わせるたびにつらい想いがこみ上げる。一方、姿を現さないテファを心配するチョンソ。ソンジュもまた、ハン・チョルス(テファ)のことが気になり、チャン理事に協力を頼み彼の居場所を探し出す。テファは母であるテ・ミラの差し金で、絵を描かなければ殺す、と脅されていた。

 チャン理事に促され、ソンジュの待つ場所へ向かうチョンソ。ソンジュはもう自分のことは考えるなとチョンソに告げ、「一番の親友をよろしく頼みます」と書いたハン・チョルスへの手紙を手渡す。次の朝、ソンジュの用意した車で、チョンソはテファの住む場所へとむかう。チョンソの姿を見たテファは、走り去ろうとするが、もう行くところのなくなってしまった彼女を、そして誰よりも愛する彼女を抱きしめてしまう。手を傷めたテファに、明日一緒に病院へ行こうと優しく話しかけるチョンソ。その夜、テファは久しぶりに彼女の絵を描いていると、チョンソはまた熱を出してしまい意識がもうろうとしてくる。うなされながらチョンソが呼ぶのはソンジュの名だった。テファは薬を探しにいくが、真夜中で街から離れた山中のため開いている店はどこにもない。ソンジュの名を呼び続けるチョンソを見ていると耐え切れず、テファはソンジュに電話をかける。

 ソンジュはユリとの婚約を祝うパーティに出た後、チョンソへの想いが抑えられず、一度は手放したチョンソを追いかけて車を走らせる。ソンジュはチョンソとテファのいる場所でそっと二人を見ていたが、そこへテファからの電話が入る。「チョンソが病気だ。お前の名前を呼んでいる、俺はここをでていくぞ」と、自分は身を引き、飛び出していく。

ソンジュはチョンソの元へ駆けつける、しかし・・・。