中国に到着したチョインを待っていたのは観光ガイドを装い、チェ・ボックン社長の命令でチョインの監視を命じられたヨンジだった。ヨンジはチョインに関して“韓国で詐欺を働いた逃亡者”との嘘の情報を聞かされ、チョインに対して先入観を抱きながら監視を続け、 チェ・ボックンにチョインの一挙一動を報告することになる。

一方、7年ぶりに会ったソヌとソヨン。ソヨンにとっても初恋の相手だったソヌが“お前を捨てたことはない”と苦しそうに打ち明ける姿にソヨンは胸が痛むが、愛するチョインと共に人生を歩む決断をしたことに後悔はなかった。ソヌと久しぶりに会った後、ソヨンは部屋に戻ると、中国に向かうチョインがソヨンに残していった手紙から深い愛情を感じ、幸せそうに微笑む。

病院では、ソヌが脳動脈破裂と脳腫瘍摘出の緊急手術をして一命を取り留めた女性患者チェ・ユラについての問題が発覚していた。ソヌの手術により命が救われた患者だったが、実は味覚が失われ、料理人として再起不能であることを知らされるソヌ。ソヌはまたその女性患者がかつてポソン病院で診断を受けたことのある人物だったことを知らされ、全ては脳医学センター設立を目的とする母へジュが仕組んだことを悟り、母に抗議に向かう。

その頃中国で脳神経手術の視察を終えたチョインは、突然日程を変更し、福建省へ向かう。時折襲う腹痛に耐えながらチョインの後についていくガイドのヨンジ。福建省の土楼に向かったチョインが、集合住宅に暮らす人々の健康状態を診る姿に、ヨンジはチェ社長からの情報に疑問を抱き始める。その夜、ヨンジの腹痛が悪化し、チョインが診察すると、盲腸炎を起こしていることが分かる。病院へ行って手術を受けるべきだと主張するチョインに、ヨンジは 脱北してきた事情を隠しながら、事情があって病院には行けない、先生がここで手術して下さいと訴える。

　

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