主要登場人物 |
■イ・テギル(演技者:チャン・ヒョク) “...捕らえなければならないから。 主人を裏切り、逃げた奴婢たちを全て捕らえて... 元々いた場所に返さなければならないから” 20代後半。豊かな両班家の一人息子で、科挙の準備を後回しにし、女性使用人オンニョンだけを見つめる ことに忙しく、他に余裕がない。 ある日オンニョンの兄である使用人クンノムが家に放火し逃亡したため、家は没落し全て散ってしまう中、たった一人生き残る。以降クンノムとオンニョンを捕らえるために朝鮮全土を駆け巡り、推奴の道へと入る。今は朝鮮最高の推奴師という別名まで得た。 胸にはいつもオンニョンの人相書きを隠し持ち、8年過ぎた今も鮮やかに蘇るオンニョンに対するやるせない想いのせいなのか、一時は裕福に暮らしていた過去を取り戻したいという復讐心のせいなのか、分からない。 道端で身に着けた実践武術で、戦いは二番目に行くという信念で、動きは早く鋭敏で、さらに取引にも長けている。冷たく冷静なふうに 振舞うが胸の中では奴婢たちへ感じる情を切り離すことができない。そんな中、訓練院から逃亡した官奴ソン・テハに対する推奴依頼が入る。政治の話や宮廷の噂は表面で聞き、時代とは関係なく生きていこうとするが、ソン・テハを追いながら王族に関わる権力闘争の中心に陥ることになる。
彼の欲はクンノムとオンニョンを探して仲間のチェ将軍とワンソンを安定させる程度の小さなことであるというのに、世の中はそんな小さな欲でさえも許すことはない。いや、当初世の中と無関係に生きていこうとしたことそのものが、大きな欲だったのかもしれない。 |
■ソン・テハ(演技者:オ・ジホ)
“私は奴婢ではありません。
志を共にする何人かの部下と共に敵陣に飛び込み、清国軍のヨンゴルテと勝負を競うが、ソヒョンの命令により剣を収める。その後ソヒョン世子と清国に8年間共に留まり、彼の抱く大きな夢を共に成し遂げることを決意する。帰国後、ソヒョン世子の突然の死に続き、自分自身も
冤罪により汚名を着せられ奴婢の身分に転落する。 身分を落とされたとしても、彼は自ら武官であるという意識を捨てたことはない。壮絶な人生を送りながらも富国強兵、あるいは新しい朝鮮を建国するという夢を共に見たソヒョン世子はこの世にいないが、彼の残した息子であれば新しい世を開けるだろうと信じる。
死の危機に直面したソヒョンの息子を全て捨てても必ず救い出さなければならない。しかし共に道を歩むことになったヘウォンを守ることも、それと同じくらいに大切になっていく。 |
■キム・ヘウォン(演技者:イ・ダヘ)
“朝鮮で女として生まれできることは何もありません。 丙子胡乱で漢陽が崩壊に導かれると、オンニョンは清国の兵士に引きずられ、テギルはその姿も見ながらも恐ろしさに助けに向かうことができなかったが、とうとう救いに向かう。だが、そのことがきっかけとなり、オンニョンは過酷な仕打ちを受けることになる。主人の家の長男を惑わせたとの怒りを買い、どこかへ売られることになったのだ。父も母も売られたので、彼女にとって“売られる”ということは何でもないことだったが、テギルと別れることだけが大きな悲しみだった。 売られる前夜、兄のクンノムが家に放火し、オンニョンを連れて逃亡する。クンノムの手腕で商売を始め、軌道に乗ると、二人は奴婢の頃の名を捨て、オンニョンはキム・ヘウォンとして生きることになる。 常にクンノムの後ろ盾となってくれたチェ司果がヘウォンと婚礼を挙げることになるが、彼女は結婚式の夜、全てを捨てて逃亡する。 朝鮮に女として生まれてどう生きていくべきか。一人の男の娘に生まれて一人の男の妻として死んでいくこと。何の意思も持たず、男の意思のまま動かなければならない人生...。彼女はそんな人生を終わりにしようとする。家の中だけで生きてきたヘウォンが道の上へと向かった瞬間、世の中の全てのものが彼女に過酷にならざるを得ない。多くの男たちのノリゲになりそうだったその瞬間、テハに救われまるで運命のように彼と行動を共にするが、ソッキョンを探した後は権力闘争に巻き込まれていく。
8年間一時も忘れることはなかったその名前、テギル。しかし常にテハと自分を執拗に追った悪鬼のような推奴師の名前が同じだということと、いつも恋しく思い出していたその顔が、その推奴師の顔であったということを、ずいぶん後になって知ってしまう。 |
ソン・テハ周辺 |
■クァク・ハンソム(演技者:チョ・ジヌン) “ソン・テハ判官が軍米を家に移せと言いました。 関わったのは私以外の全ての者です” テハが所属していた訓練院武士たちの中で一番だと呼ばれていた。丙子の乱を共に乗り越え、清国まで着いていき、苦楽を共にした。特にテハがヨンゴルテを奇襲するとき、真っ先に先頭に立った。 男らしい気骨と豪快さを持ち、テハが大切にする忠僕。テハに汚名を着せる形で一人罪を逃れたことには理由がある。
同僚と上官全てを裏切った形で奴婢への転落は逃れたが、疫病が蔓延するチェジュ島でソヒョン世子の息子ソッキョンを監視する役割を与えられ、かろうじて生きながらえているが、事実上島流しと変わりない待遇だった。裏切り者として見られるという屈辱感をかみ締めながら希望のない毎日を送りながらも、ソッキョンに仕える女官をからかいながら楽しそうに生きているようにも見える。 |
■イ・グァンジェ(演技者:チョ・ソンイル) “兵判は我々が軍米を盗むような奴に見えるのですか? 清国でもこんな侮辱を受けたことはありませんでした” ハンソムと共にテハを護衛し続けた最高の武士。丙子の乱と清国陣営奇襲はもちろん、残酷な拷問も共に乗り越えてきた。
テハとともに奴婢に転落し、築城現場へと引きずられていった。毎日人が死んでいく過酷な仕事を何一つ文句を言わず耐え抜き、テハの脱出以降は残ったテハの部下たちとともに極秘に集められ、動き出す。 |
■昭顕世子/ソヒョン世子(演技者:カン・ソンミン) “彼が生き残って王位を受け継いだら 朝鮮の歴史は変わっただろう”という評価を受けるほど、改革的で開放的な人物だった。
丙子の乱の敗北で清国に人質として引きずられていったが、ホンリム大君とは違い、清の発展した文学を積極的に学んで身につけ、西洋文学にも活発に見聞を広めた。後日帰国するにあたり、書物と西洋の物品などでいくつかの輿がいっぱいだったと言われることからも、彼は新しい挑戦を作ろうという大きな志を抱いたことが推し量られる。 ただ不審なことは、3年間喪に服さなければならないはずの王族が、3日だけで葬儀を終え、遺体を見た人々の話から、顔が土色で穴という穴から粘液が流れ出ていたとされたことからも、毒殺されたのではないかという噂が広がる。
全てのことを予測したかのように、ソヒョンはソン・テハに秘密の手紙を残して死を迎える。 |
■イ・ソッキョン(演技者:キム・ジヌ) 4歳。ソヒョンが清国に留まっていたときに残した息子で、テハを慕っている。チェジュ島に幽閉され、兄を失っても、まだ幼い為に自分が何者かも全く分からない。王族として生まれたことによって苦難の時を送る彼は、政治権力の暗い闇の中で粥が出されることだけ待たなければならない人物だ。 後日ヒョジョンの死以降に「禮訟論争」の糸口となった人物であることから、現在たとえ幽閉された身であったとしても 、王家の嫡流であり、正統性を持った唯一の人物であることに違いない。
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■ヨンゴルテ(演技者:ユン・ドンファン) 丙子の乱を陣頭指揮した清国の将師であり、ソヒョン世子を人質として連れて行った張本人。 清国に向かう道中、清陣営を襲撃したソン・テハの武術と士気の高さを見て、手はとは国籍や身分を離れた将師同士の友情を感じた。ソヒョン世子の死後に続き、ソヒョンの二人の息子の死の知らせまで届き、朝鮮に向かい、ソッキョンを連れて行きたいと申し出るが、仁祖の固い意志を変えることができない。
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■イム・ヨンホ(演技者:イ・デロ) 60代後半。引退した儒学者でイ・ギョンシクとソン・テハにとっては政治的な師匠。 ソン・テハが斬首される直前、領議政という立場を退くことでテハを救った。当初からイ・ギョンシクはこのことを目的にしてソン・テハを捕らえたと見られる。以降、故郷の忠州(チョンジュ)で儒学者仲間と交流を深め、政治的活動は極度に自制しているにもかかわらず、周辺は彼に従い人物が多く、イ・ギョンシクは常に目障りな存在だ。
ソン・テハとソッキョンに希望を託し、国を正しい方向へと導こうとするが、そこ志を広めることもできないうちにファン・チョルンに暗殺される。だが、これにより彼に従った数多くの人々が、ソン・テハに従う契機となる。 |
■チョ学士(演技者:チェ・ドンムン) イム・ヨンホを尊敬し、目指している儒学者。 登用こそはしなかったが、権力に対する欲は絶大だ。イム・ヨンホの死後、ソン・テハと手を取り合いソッキョンを擁立しようと考えるが、ソン・テハが自分の想うとおりに動こうとせず、間違った選択をしようとする。 |
イ・テギル周辺 |
■チェ将軍(演技者:ハン・ジョンス) “人生何が楽しくて生きるのか。 皆明日になればもっと楽しくなると思って生きるものだろう” 30代後半。将軍という別称とは違い、武科試験に数回落第したことで家族と断絶し、命を捨てる直前にテギルに出会った。テギルの説得で推奴の仕事を始めたが、本名はすでに捨てたから知ったことではないし、テギルがつけてくれた別名である将軍を本名のように使う。 戦いに負けてテギルを“兄貴”と認めるが、一度もそう呼んだことはない。むしろ実の兄より温かくテギルをかばい、さまざまな経験を積んだ人生の先輩として真心に満ちた助言もする。もちろん、テギルが話をよく聞かないのが問題だが...。身勝手なテギルの率いるグループで唯一誠実で冷静な性分の持ち主。感情に左右されない情勢判断力も武科では発揮することができなかったが、兵書と武科書を手放さず、兵法と戦術にも博学な面を見せる。言ってみれば推奴のブレーン。長い槍を好んで使う。
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■ワンソン(演技者:キム・ジソク) “生き様なんて別に何てことはないさ。 一瞬一瞬を楽しんで歳をとればいいことだ” 泥棒出身で、こそ泥とひったくりに関しては朝鮮最高と自負する。その上各種文書および印象の偽造、娘をたぶらかし未亡人を押し倒すなど、国法に背くあらゆることに長けている。ある日市場でテギルのにらった荷物を横取りしようとして捕らえられ、推奴グループに合流することになる。 持ち前の性格から、どこへ行っても飢えることはなく、攻めは弱いが奇襲と撤収に関して抜群の実力を誇る。だが主な仕事はテギルたちの食事と洗濯を専門に担当する事実上の家政婦だ。
テギル組で針母一人雇ってくれと懇願しなければならない身の上だが、推奴がない日は長安の女性たちは全て自分のものであるように振舞う。女は一緒に暮らすのは難しくても、遊ぶのは簡単だという根っからの浮気者。人生はそのときそのとき熱く楽しむという信条のおかげで、笑えない事故もお越し、兄貴分の二人を心配させるが、それでも心の中の奥深くではテギルとチェ将軍に従う忠実な末っ子だ。 |
■パン画伯(演技者:アン・ソクファン) 40代中盤。文具を開き、暇つぶしように春画を描きそれを売る。時がくるとオンニョンの人相書きを更新しにくるテギルが常連だ。
かつて朝鮮で名を知るものがいないほど有名だった画工だと自負し、特に明国画家タン・ベクホと競う腕前だったと話すが、年齢を考えてみると根拠が希薄である。しかし以外なことに、チェジュの絵を描き、イ・ギョンシクの反対勢力を謀反に動かすなど、自分でも知らないうちに国政を揺るがせてみたりもする。 |
■ソルファ(演技者:キム・ハウン) サダン(旅芸人団)で13歳から体ひとつで稼いできたが、逃亡した後テギルたちに合流する。
分別がつく前からサダンで働かされたため、全てのことを愛嬌で解決し、臨機応変に一日を過ごしてきた。良く泣き、良く笑い、良く拗ねて、気に入られたら抱かれもしたり、朝鮮の女性らしくなく闊達この上ない。多くの男に苦しめられながら、男の扱いを知っているが、本当は男も、男の約束も、男の愛も信じられない。 食事のしたくもできず、洗濯もできず、針仕事も苦手だが、食事が出る場所を誰よりも早く嗅ぎ付ける嗅覚の持ち主。 |
■チョン・ジホ(演技者:ソン・ドンイル) 40代中盤。“一時は漢河以北最高の推奴師”であったが 、かつて下っ端だったテギルが“朝鮮最高の推奴師”になり自尊心が傷つき 、さらに存在感は薄れていく。 幼い頃から無頼のやからとして育ち、一言で言えばおしゃべりと暴れん坊を雲のように集めたような、人相もあきれるほど悪辣で、辺りでは誰も彼に近寄ることができない。
常に“暴れん坊”であることの自尊心が強く、権力にむやみに振り回されるのは耐えられないが、金さえ入ればすべきことは全てする。 |
■オ捕校(イ・ハヌィ) 左捕庁の補校(捕盗部将)で、
テギルの若い頃の使用人クンノムが逃げた事件を担当し、捕らえることができず、推奴師チョン・ジホに紹介した。別の見方をすれば、テギルが推奴師となるための一端を担った人物だ。 |
ファン・チョルンと周辺 |
■ファン・チョルン(演技者:イ・ジョンヒョク) “お前は常に俺より上だと思っていただろう? それがまさに俺が今お前を殺そうとしている理由だ” 30代中盤。ソン・テハと同じ時期に修学し、共に武科に合格し訓練院に入ったが、常にソン・テハの影に隠れ、2番手として 満足しなければならなかった。ソン・テハが清国陣営に向かって突進したとき、チョルンは彼に従わなかった。彼には輝かしい死よりも生きていることのほうが重要だったためだ。 以降訓練院ですばやい昇進をするが、清国から戻ったテハが彼の上官として赴任することになる。テハは昔も今も変わりなく彼を友人として見ていたが、チョルンは2番目としての劣等感を捨てることができず、ソン・テハに汚名を着せる役割を自ら引き受ける。 奴婢に転落したテハが逃亡した後、イ・ギョンシクにソッキョンと彼の周辺の人物たちを暗殺せよとの指示を受けると、クズのような推奴師として噂の高いチョン・ジホ一味を連れて暗殺の道を歩み始める。 当初は殺人者ではなかったが、行く道行く道で罪のない人々の血を多く刀に染み込ませながら、徐々に孤独で寂しい人物へと移り変わる。そしてテギルらに道を遮られると、思い通りに事が運ばず徐々に孤独感が深まっていく。 |
■イ・ギョンシク(演技者:キム・ウンス) 50代後半。普通入職30年が過ぎてこそ、大臣の座につくのが常であるのに、彼は20年もかからなかった。 体は蛇のようにくねっているが、心は龍のように衝天し、その隙間を埋めるようにあらゆる陰謀を企て、権謀術数を働かせる。すでに仁祖に取り入って政局を勝手気ままに操りながらも、ソン・テハの脱出で時局が不明瞭になることを憂慮する。 一方でテギルを利用して推奴を企て、一方でファン・チョルンを動かし反乱の元になる過去の師匠イム・ヨンホとソヒョンの三男ソッキョンを暗殺せよとの指示を出す。
国を愛する気持ちが大きいほど、それに見合う代価も大きい必要があると信じる彼は、政局の変化を利用し私服を肥やすことにも力を注ぐ。 |
■仁祖(演技者:キム・ガプス) 朝鮮第16代王。臣下たちによる仁祖反正で王に擁立された。先王である光海君の“等距離外交”を捨て、臣下たちの意思により親明政策を固守し、二度の戦争を向かえ、結局丙子の乱の降伏で、清国の属国となる。
昭顕、鳳林など二人の王子を清国に送り、8年後帰国した昭顕世子が清国に友好的な姿勢をとると憤慨する。
以降昭顕の夫人が謀反に関わったとし、毒薬を飲ませ、彼の兄4名と世子妃の母など一家を殺害させ、昭顕の三男をチェジュ島へと島流しにする。 |
キム・ヘウォン周辺 |
■キム・ソンファン(クンノム) (演技者:チョ・ジェワン)
30代後半。母は北に売られてしまい、テギルの家の使用人として暮らす悲しみを体得する。 遅い結婚もし、子供の顔も見たが、妹ヘウォンがつねに気にかかる。すでに婚期を逃した年齢に差し掛かったヘウォンを、離婚暦のあるチェ司果の強い願いもあり、後妻として結婚させることになる。 ヘウォンが逃亡した少し後、テギルが自分を捕らえに来るが、クンノムは囚われて奴婢になるようりは死の道を選ぼうとする。奴婢の刻印を焼きゴテで消したとき、苦痛以上に喜びを感じたクンノムは、もう奴婢に戻るつもりはない。 |
■ペクホ(デニー・アン)
キム・ソンファン(クンノム)の部下。ソンファンの命令を受け、ヘウォンを追う中テギル、テハとも出会う武士。
テギルとの出会いによりキム・ソンファンの居場所を知らせるきっかけをつくってしまう。 |
オッポクとその周辺 |
■オッポク(演技者:コン・ヒョンジン) “両班の奴らを殺してしまえば、本当に我々の世の中になるのだろうか?” 虎を捕らえる狩人出身だ。両親が返すことのできなかった借金のため奴婢として売られ、辛苦をなめる。 奴婢としての過酷な生が耐えられず逃亡するが、テギルに捕らえられ、右側の頬に逃亡奴婢の刺青が刻まれてしまう。 両班 への根深い憎しみのために両班を殺し、民のための新しい世を作ろうという組織に加担し、 虎狩をしていた頃の鬼神のような銃の腕で両班を殺 していくのは、奴婢たちの世の中を作ろうと事が正しいと思ったためだ。だが、彼は葛藤し始める。虎狩と両班狩は違い、両班たちを全て殺して迎える世の中が果たして正しいものなのかが要領を得ない。 こうしてオッポクは今自分たちを糾合し仕事をさせている“身分の高い方”に会うことを願うが、“身分の高い方”は雲の上にいるようにオッポクには会ってくれない。それでもオッポクのこんな危険な人生を支えるのは逃亡奴婢として捕らえられ、同じように過酷に境遇を支えあってきた女性使用人チョボクだ。 |