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茶母(チェオクの剣)
登場人物紹介 


:::山の砦:::


チャン・ソンベク
(30)/장성백 演技者キム・ミンジュン/김민준


革命を企てる山の砦のリーダー。部下たちの上に君臨しようとせず、家族のように大切に する慈悲深い男。重い病で苦しむ人々の手助けをしながら、歪んだ時代を開拓しようと熱い想いを胸に抱き続ける。幼い頃、不条理な死を遂げた武官の父への深い愛と生き別れた妹との再会を心の支えにどんな困難な境遇も乗り越えてきた男。武術にも長けており、部下も大切にするソンベクは山の砦の民たちの象徴 的存在。

ノ・ガッチュル(40) 演技者:クォン・ヨンウン

私鋳銭と武器密売の責任者。表面上は商人を装っているが、実はチャン・ソンベク率いる山の砦に物品と人材を調達し私鋳銭を流す任務を遂行する。チェオクとマ・チュクチの手助けにより、脱獄した後は、大切な娘の待つ山の砦へと戻り、ソンベクを補佐する。


:::左捕盗庁(チャポドチョン)
:::


チェオク(23)/
채옥 演技者:ハ・ジウォン /하지원

左捕庁所属「茶母」。 従事官ファンボ・ユンの腹心。
7歳の時、父が謀反の罪を着せられ 自害、その後実の兄と生き別れ、官婢に身を落とす。庶子であるファンボ・ユンと出会い山奥に籠り武芸に励みながら成長する。そのころ修練して身に付けた剣術は、女性としては相当な水準で、特に短刀の扱いに長けている。本名のチャン・ジェヒからチャン・チェオクに名を変え 「茶母」として左捕盗庁に入る。ファンボ・ユンを心から信頼し慕っていたが、それを表に出すことはなく心の奥に秘める

ファンボ・ユン(31)/황보윤 演技者:イ・ソジン/이서진

左捕庁従事官
(現在の警察署長)。名門家の 息子でありながら、妾だった母親との間に生まれたため常に周囲に虐げられながら育った。 普段は冷静で無口だが、その聡明さゆえ、妬まれることが多かった。火が付いた様に怒るその性格を父親が案じ、山奥へ武術修行に出向かせる。成長したユンはその聡明さと一流の武術を見出され、左捕庁に入ることになる。一緒に育ったチェヒへの愛情は、茶母として共に左捕庁で困難を乗り越えながら徐々に深まってゆく。

ペク・チュワン(32) 演技者:イ・ハヌィ

左捕庁所属武将。同じチームのファンボ・ユン、チェオクと苦楽を共にし、家族のような関係にある。チェオクをからかいながらも妹のように可愛がり、大切に見守る。

イ・ウォネ(30) 演技者:クォン・オジュン

左捕庁所属武将。口数が少なく慎重な男。
チュワンと同じようにチェオクらと苦楽を共にしながら、チェオクを常に温かく見守る同僚であり、さらに鋭い見識と機敏な武芸でチェオクの身を守る同僚でもある。

アン・ピョンテク(23) 演技者:シン・スンファン

左捕庁アン書員の息子で、チェオクを想っている。気弱で純粋だが、チェオクのために武科を受験、さらに合格し周囲を驚かせる。朝鮮はもちろん大陸や日本の兵書を見るのが趣味という変わり者。

チョ・セウク(50) 演技者:パク・ヨンギュ

左捕庁捕盗大将。友であるチョ・ホンドゥ大将とともに王が愛する武将の1人である。出るときと引くときをよく見分けられる冷静な人物で、チョ・ホンドゥが勇将であるなら、セウクは知将だ。ファンボ・ユンを部下として大切にし、支援を惜しまない。娘ナニがファンボ・ユンを慕う事を知り、苦悩する。

マ・チュクチ(35)  演技者:イ・ムンシク

松坡船着場付近をうろつく足が速いスリ。両班の家の奴婢出身だが、逃げ出してきた頃、タ・バンニョと出会う。スリをしては逃亡する暮らしを繰り返しながら夫婦で
続けてきたが、見かけとは違い、心が美しい面を持つ。チェオクの風呂敷包みを盗んだことで、チェオクとともに左捕庁の情報収集部員としての役割を受けることに。


チョン・ピルジュン(52)  演技者:チョン・ウク

兵曹判書。新しい王朝の指導者となるのは自分であると信じる野心家。軍部を掌握している実力者。チャン・ヒビンの敗退とともに没落した南人勢力の中でも唯一官服を着ている。多少独善的ではあるが、部下に対する掌握力に優れ、経書と兵書に関しては高い学識を持つ人物である。