ユンの台詞「チェオクは京義道(キョンギド)へ」の後。
:::MBC版での放送シーン:::
チェオクが出発前にユンの元に挨拶にやってくる。ファンボ・ユンがナニの淹れた茶を飲む様子を穏やかに微笑みながら見つめるチェオク。
上官:これは良い味の茶だ。(ユンに)君も飲んでみなさい。
ユン:はい...
ユンの隣に座るナニが、ユンに茶を手渡す。ふと顔を上げたユンがチェオクに気づくと、すぐに彼女の元へやってくる。
ユン:これから向かうのだな?
チェオク:はい...。お嬢様がお茶を淹れるお姿は、深い気品があります。同じように茶の味も深いでしょう...茶母の私すら及びません。
ユン:茶を味わうほどの気楽な席ではない。(チェオクを見つめて)腕はどうだ?
チェオク:ナウリ(従事官様)が下さった薬のおかげで、ずいぶん良くなりました。それでは、行ってまいります。
ユンに背を向けようとするチェオク。
ユン:チェオク...偽金を流す組織を見つけたとしても、絶対に一人で動いてはならぬ。
チェオク:ご心配なさらないでください...(恥ずかしそうに下を向き)若様...。
チェオクの後姿を見送るユンに笑みが浮かぶ。
ユン(ナレーション):“若様”...久しぶりに聞くな。気をつけて行くのだぞ...
陰からユンとチェオクの姿を見守っていたナニのショットまで。
:::MBC版での放送シーン ここまで:::
|