第2話 勝手に比較
【音楽について】
・1話同様、instrumentalは宿命、悲歌のinstを除き、全て差し替えでした。
・特に私が気になった点は、チェオクが危ない目にあう場面で、ソンベクが助けに現れるシーンに流れる曲です。韓国版ではロック調の曲が使われており、その後剣を手に取り戦いに加わるチェオクの場面まで、ギターサウンドの効いたBGMに心が躍ります。この曲で、このシーンを是非ご覧頂きたい!
・雪の中で稽古するユンとチェヒの場面での曲も韓国版ではトランペットを使った勢いのある曲でした。
・韓国版DVDでは一度も流れなかったシン・スンフンさんの曲が使われていました。(チャットで教えて頂きました。ありがとうございます!)
・特に物語の構成上、目立ったカットシーンはありませんでした。ただひとつ欲を言えば...私の大好きなユンの台詞&表情がカットとなってしまっていたので、下記でその場面をご紹介させていただきます。
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時間 |
日本版 |
監督版 |
約1分
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チュワンが盗品を売買していた商人を拘束し、事情を聞く場面 |
チェオクが入ってくるまでの間の二人のやりとり。かなり言い訳をする商人を厳しく問い詰めるチュワンとの会話が含まれている。 |
約2分
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チェオクがチュクチの住む場所へ乗り込む場面 |
←この場面の前に商人を連れて左捕盗庁内を歩いてくるチュワンのカットが収録されています。その場にちょうど居合わせたユンがチェオクの身に起こったこと(偽金を盗まれ、1人で取り戻そうとしていること)を知り、腹を立てる様子がありますが、このときのユンの表情から、どれだけチェオクを心配しているのかが痛いほど伝わってくるので、これもカットはもったいない!と個人的には感じております。
※そのときのユンの台詞です。
韓国語:무슨 일이요? 옥이가 돌아왔어?
読み:ムスン イリヨ オギガ トラワッソ?
日本語:どういうことだ?チェオクが戻ったのか?
1人だけ戻らないチェオクの身を案じていたユンは、チェオクが帰ってきたのかと一瞬とても嬉しそうな安心したような表情を浮かべるこの台詞と表情。かなり好きです...。
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約1分 |
チェヒの回想シーン。兄と共に馬で逃走するシーン。 |
馬が疾走する場面が多く含まれている。 |
約1分 |
チェオクが川で水に入る場面。チュクチが現れ着衣を奪うが、すぐに見つかる場面
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チェオクに許しを請う場面のチュクチ妻の台詞が含まれている。 |
約30秒 |
左捕盗庁に戻るチェオク |
疲れ切った様子で歩いてくるチェオクの正面からのカットが含まれている。 |
約1分 |
ユンの少年時代の回想シーン。塾での場面 |
ユンが詩を詠む場面など、塾でユンが褒められるシーンが多く含まれている。 |
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ユン、父に「強くなりたいのです」と訴える場面〜修行に出る場面まで |
韓国版では丹心歌(ost.5)が流れますが、日本版ではシン・スンフンさんの歌う曲になっています。 |
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ユン、山の寺で修行を始める。1万回の祈りの場面。 |
韓国版ではinstrumentalが流れていますが、日本版では音楽がありませんでした。 |
約1分 |
左捕盗庁に勤務することになったことを父に報告に行くユン。 |
父と母に丁寧にお辞儀をするユンの姿が含まれている。父との会話のシーンもより多く、ユンと父との間の溝をゆっくり埋めていくような場面です。
特に父と呼んでもいいと初めて許されたユンが、振り絞るように
아버님.. 아버님.. アボニム アボニム(父上)
と静かに涙を流す場面。イ・ソジンさんの演技が素晴らしい!!この場面は、是非韓国語で聞いて頂たいです。
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