第6話 勝手に比較
【監督版での場面について】
・第6話の「茶母」ではソンベクの慈悲深い表情に触れたチェオクが心を動かされる大きな要因のひとつとなる場面が含まれていますが、「チェオクの剣」ではこの場面(3分ほど)放送されませんでした。以下の表でその場面をご紹介させていただきます。
【音楽について】
・1話同様、instrumentalは宿命、悲歌、最後の安息所のinstを除き、
ほぼ差し替えでした。
|
時間 |
日本版 |
監督版 |
|
山中の村へ向かう道のり、チェオクとチュクチノ背後に現れる村人たち。
ソンベク「重い病を持つものたちだ」 |
韓国語では대풍도병(テプンドピョン)と表現されており、日本語での表現は深刻な流行病という意味を持
ちます。 |
約3分20秒
|
上の場面の後。
|
山村で病に苦しむ人々(幼い子供を含む)の治療にあたるソンベクは1人1人をしっかりと診て薬草を処方する。その様子を遠巻きに見つめるチェオクとチュクチ。
ソンベクが足が痛むという男の子を診ると、足は既に骨折していることに気づく。処置を施すためにチュクチに手伝うように話すソンベクだが、チュクチは病に恐れを感じ、突然「頭が痛い」とその場を逃げていく。チェオクが手伝うことになり、少年の体を押さえ、ソンベクが処置を施す。痛がる少年は体を激しく動かしたため、チェオクの口が切れてしまう。気づかずにソンべクとともに必死の治療を続けたチェオク。チェオクの口元から血が流れているのを見たソンベクは「口元から血が出ているぞ」と、布きれを手渡す。受け取り血をふき取るチェオクを見つめて優しそうに微笑むソンベク。「良くやったな」というソンベクの言葉にチェオクも思わず微笑がこぼれる。
※病を患い、山村に身を隠す人々を、噂を恐れずに治療を施す姿には山の砦の頭領としてのソンベクとはまた別の姿が見られます。チェオクへの優しい微笑みや、その姿を見てチェオクがソンベクに心を寄せていく様子も見えてくる大切な場面です。
|
♪ |
ソンベクが父の剣を受け取り、幼い頃を思い出す場面〜父の残した書を手に取る場面まで。
「悲歌」by JUST |
「悲歌」instrumentalが使われています。
|
約10秒 |
チェオクとチュクチ、2人の部屋、
「そろそろ帰りましょうよ」の前の場面。 |
ソンベクの優しい表情を思い出し、物思いに耽るチェオク。もしかして父について何か知っているのでは・・・との想いが募る。 |
♪ |
ソンベク、悪事を働いた武官に対して剣を抜く場面。
「悲歌」by JUST |
「悲歌」by キム・ボムス
※ドラマの中で初めてこの曲が流れる場面です。 |