トップへ



茶母
監督版 特典映像 より
interview



韓国監督版DVD-BOX
日本製DVD機器で再生可能
追加シーン70分

 


茶母監督版DVD 特典映像 対談】

このページでは、 監督版DVD特典映像に収録されている“対談”を日本語でご紹介させていただきます。同じような表現が使われる部分については、ところどころ省略させてもらっていますので 、完全ではありませんが、大体の部分をお伝えできるよう頑張りました。isによる拙い翻訳です。間違いなどに気づかれましたら、遠慮なくご指摘ください。


:::張彩玉 チャン・チェオク 演技者:ハ・ジウォン:::


(役柄について)朝鮮の女刑事ですよね...茶母という職は、基本的には捕庁で茶を汲む女性の官婢だということですが、男性ができない女性の身体の捜査など、秘密に捜査に協力したともありました。茶母という人々は朝鮮時代の女刑事の役割もしたということです。私がドラマで
..そうですね、官婢と しての生き様をお見せするというよりも、ファンボ・ユンという人物がいて、またチャン・ソンベクという人物もいて、その二人の間で揺れ動くことを...事件を解決する過程での 、二人との愛の物語もお見せできると思います。

(苦労した点)一番恐ろしかった瞬間がありました。洞窟のシーンなんですが、その時本当に多くの大変なシーンを撮っていて、爆竹を打ち上げる場面があるんですねあの場面で死んでしまうこともあり得たと後で聞きました。洞窟の場面では、感情が湧き出てくる場面があるのですが、 (意識を失うチャン・ソンベクにもたれかかり涙を流すシーンが紹介される)本当に憔悴していたので、この場面では涙が出るか出ないか私も想像できない状態だったんですが、感情がこみ上げてきて洞窟は終盤のシーンなんですが、 つらくてつらくて...むしろ撮影しているということが助けになったようです。その洞窟ではスタッフたちは安全マスクをつけるんですが、俳優たちは演技しなければならないのでそのまま撮影するのですが、空気も良くないし、蒸し暑いし、トイレもないので、何より私は女ですから、一番苦労しましたね。 

(メロシーンについて)頬に手を寄せたり、表情だけでうまく表現していかなければなりません。瞳の輝きなど...。キスシーンもないので一生懸命やってくれと言われました。時代劇という背景と身分の差などの設定もありましたので、呼吸を合わせるように努めればいいと...私はイ・ソジンさんとキム・ミンジュンさんと呼吸が良く合いました。ただ顔を見るだけで涙ができました。その点は良かったと思います。 

(撮影を終えて)寂しいですね。撮影が始まって、ただの撮影ではなくアクションシーンもありますので、体力的に苦労する撮影が多くて、体が痛かったりしましたが、今は体の痛みより、苦労をともにしたスタッフたちと一緒に過ごしたことが思い出されます。一緒に食事をしたり、暑いときは一緒にアイスクリームを食べたり、そんなことが懐かしくなりますね。

茶母ペインの皆さんへ)放送される前に茶母と書かれたバスで移動していたのですが、誰にも気づかれませんでした(笑)。それが、まさかペインになって愛してくださるなんて夢にも思いませんでした。苦労した分皆様に愛してもらって、今はとてもとても幸せです。そして撮影分で放送できなかった場面の多くが放送できずに残念だったのですが、(監督版)DVDを見ていただければもっと 素敵なアクションシーンが、長く、楽しく見てもらえると思うので、それもうれしいです。茶母が放送されてから、私だけでなく、監督もスタッフも俳優たちもそうですが、茶母ペインの方々の心を抱き続けています。今もそうです。愛してくださることに感謝します。またこんなことが私に起こるだろうかというほど、感謝しています。

 

:::張成白 チャン・ソンベク 演技者:キム・ミンジュン:::

(茶母の始まり)イ・ジェギュ監督とは、このドラマで初めてお会いしたのではなく、他の映画でお会いしました。監督が、次回作は史劇になった、と仰って...台本を一度見てくれたら嬉しいと、ミンジュンが...そして受け取ったのが茶母の台本でした。その時、原作があったのは知っていましたが、そこに新しく追加された人物の中に、チャン・ソンベクという人物がいました。本当に本当に素敵な人物でしたし、監督がその 人物像から、なぜ私を思いついたのかという疑問が生じました。そして、監督とお会いして、チャン・ソンベクの人物像をお話して下さり、そして“ああ...これが私の役なのだ”と感じることができました。

(最初の感想)まず、ドラマのスケールが壮大でした。本当にこの役柄をドラマで表現することができるのか、全てのことが新たな挑戦で...初めは分からないことだらけで、HD撮影もどんな俳優さんがいらっしゃるのか分かりませんでしたが、進めるうちに一つずつ分かってきて、一つずつ撮影するたびに、自分たちに可能なことをしているんだなと思いました。

(人物像)大変、立体的に分析してみました。断片的な姿を見せる人物設定では絶対にないと考えました。さまざまな感情的な部分が交差し、人間的な感じ...英雄でありながら、人間的な部分とで葛藤する...その部分が中心になるように監督と多くのスタッフとがそれを表現しようと大変努力しました。

洞窟のシーンで、チウォンさんが一緒に落ちて、ファンボ・ユンが探しに来るときがありますよね...その時チウォンさんが助かるはずなのに、チェオクがチャン・ソンベクを想う感情が明らかになりますよね。そのとき...私の前にいる女性はチャン・チェオクで、私はチャン・ソンベクだと、チウォンさんの瞳を通して、私が受け取る感情よりも相手を通して受け取る感じが、このドラマにおいてチャン・ソンベクであり、チャン・チェオクであると感じた部分でした。

(苦労した記憶)演技経験も無く、全ての場面が大変な苦労でした。中でも精神的にも、肉体的にも疲れた場面は、洞窟のシーンです。一番苦労しました。DVDコメンタリー の撮影の時もチウォンさんが仰いましたが、洞窟シーンは、耐えるのがつらいほどの苦痛でした。

(悔しい場面)プロローグの場面とエンディングの場面が重なりますよね。チャン・ソンベクが撮影される最初のシーンが竹林シーンでしたが、その場面を思い出すと、十分に表現できなかったことが、個人的にはとても悔しいです。もしも後になってからその場面を撮影したならば、本当に感じ方も違ったかもしれないと、もっと抱いているものを表現できたというか...何と表現していいか分かりませんが...

(茶母を終えて )今も実感がありません。今も部屋の隅に木刀だとか、練習のときに使った刀があります。シャワーから出てチラッと目に入ると、本当に、また何日か撮影に行かなくては...と感じるときすらあります。だいたいは(心から)振り払いましたが、今もまだ体に染み付いたようなことが残っているようですね。ハハハ、早く忘れなければ...(笑)。

(茶母ペインの皆さんへ)茶母と いうドラマは、皆さんと共に撮ったようなものです。私たちが製作、撮影する際、視聴者の皆さんがいなければ、茶母の何かが足りないですし、皆さんがいれば補ってくれるでしょう。多くの部分が、皆さん の応援に力をもらい、今の茶母が誕生したんです...本当に皆さんありがとうございました。皆さんの心の奥深くに、茶母を大切に抱き続けてください。私、キム・ミンジュンも新しい姿で、 またお会いします。ありがとうございます。

 

:::皇 甫 ファンボ・ユン 演技者:イ・ソジン:::

(茶母の始まり)私が茶母に出演することになったきっかけは、当然監督イ・ジェギュさんから連絡があり、台本を先に見せていただいて、それを読み監督にお会いしたのですが、それから台本を読みました。8話まで全て台本を興味深く読んでみたら、本当に面白くて、また監督にお会いしてみると、信頼できましたし、気に入りました。また、たくさん語り合いました。こんな方だったら本当に信じて仕事ができるだろうと考えました。序盤に役柄の変更があったんですが、そんなこともありましたが、やり始めてみると手ごたえも良く、撮影している間楽しく仕事ができました。 

(人物像)私は当初チャン・ソンベクという人物になりきって台本を読んでいたのですが、監督が私はチャン・ソンベク役だと仰ったので...その人物は本当に格好良くて、台本の中で男らしくて、リーダーシップもあり、誰が見ても“わ~、カッコイイ”と感じるほど台本で魅力的でしたが、その途端相手役 の俳優が降板してしまって…でも私は男ですから、ファンボ・ユンという人物についても台本を熱心に読みました。ファンボ・ユンという人物はカッコイイというよりも、 毅然としている一方、苦々しい気持ちを抱き続けているそんな人物に感じました。ああ、この役柄はまだ入り込めないけれど、つらい気持ちを抱えた人物だと...傷とでもいうのでしょうか、心が痛むというか、心の奥に哀しみを感じるような印象を受けました。

ファンボ・ユンがチェオクへの愛をどう表現するのかは、最大の難関でした。またファンボ・ユンという人物は、チェオクに対する愛は深いのですが、 自制心や意思が強くて...部下の前では毅然としているのに、その反面チェオクの前では彼女だけを見てしまう、そんな感情的な人物で、私にもできるだろうと思いました。

(悔しい場面)撮影を最後までやってみて、俳優として演技しなければならないのに、感情が前に出てしまう場合がありました。感情があふれ出るシーンでは、私がその感情を抑えきれきれなくなって 演技ということを忘れてしまった部分がありました。チェオクを助けるためにチェオクを連れて寺に行き、チェオクが書いた手紙を読むシーンと、最後の死ぬ前のシーンの二つでは、感情が前に出てしまったから、私が演技だと忘れてしまっていたようですね...。 それが良いときもありますが、これからはいくら役柄に没頭するとはいえ、感情を80%程度出して、20%程度は演技をしていきたいです。ご覧になる人がドラマの役柄の人物ではなくて、実在の人物だと受け止めていただけるくらいでしたので、これから気をつけたいですね...。

(茶母を終えて)もう茶母が終わって2ヶ月が経ちますから、ファンボ・ユンという人物を忘れようと努力し て...だいたいは忘れてしまいました。どんな俳優でもそうですが、撮影中はその人物になりきるのは事実ですね..でも、もう終わりましたから、また別の姿をお見せできるよう準備しなければいけませんね。

(茶母ペインの皆さんへ)茶母が放送され、皆さんに気に入っていただけてとても嬉しいです。終わってから2ヶ月が経ちますが、今も多くの皆さんが茶母へ関心を持ち続けて下さり本当にありがたいです。いつも皆さんの心に居続ける、そんなドラマを作らなければと思っていますが、この度素晴らしいドラマに出演できて、皆さんに良い印象を抱いていただけたこと、 とても嬉しかったです。これからも良い作品で皆さんにお会いできるよう努力します。ありがとうございます。