茶母 韓国版第3話 あらすじ
チャン・チェオク(ハ・ジウォン):私はもはやチョンサガン様にとって
전 이제 나으리께
チョンイジェ ナウリッケ
岩のように重い存在となってしまいました
바위 처럼 무거운 존재가 되버렸습니다.
パイ チョロム ムゴウン チョンジェガ ドゥェボリョッスムニダ
チェオクは自分のために苦しむユンを見ていられず、身分の低い自分が常にユンの足かせに
なることを恐れチャポドチョンを去る決意をする。ユンのどのような言葉にも素直になれない
チェオクの心には、身分違いのユンに対しての遠慮の気持ちが常に付きまとっていた。
【左捕盗庁】
偽金の潜入捜査のために送り込んでいた情報員の1人、チャンガクが遺体となって発見される。ユン、ウォネらは調査の結果、チャンガクが毒殺されたことを知り、情報員の撤収を決断する。山中で見つかったチャンガクの着衣から、生臭い魚の匂いがすることに気づいたチェオク。港に近い場所で殺されたのではと考え、捜査に乗り出す。【港近くの村】
ペク・チュワンとチェオクはピョンテクが父の押入れから勝手に持ち出した高麗人参を手に、商人の兄と妹として酒場に潜入する。その場に現れるソンベクとスミョン。ソンベクは怪しまれぬよう、盲目のふりをしていた。100年ものの高麗人参と偽り100両で売りさばき、偽金を手に入れようとするチュワンとチェオク。病気の母親を負ぶった男が現れ「必ずお金は払います」と、母親のために高麗人参を売って欲しいと訴える。困ったチュワンとチェオクがどうしても売ることはできないと断ると、その様子を見ていたソンベクが巧みな話術で気をそらし、気付かないうちにそっと持ち去ってしまう。チェオクが後を追うと、先ほどの母親を連れた男に手渡されていた。母親に促され返そうとする男に、チェオクは5両だけ受け取り見逃すことにする。その様子を見ていたソンベクは、チェオクの中に美しい心を見出し、仲間に加えたかったとスミョンと話すのだった。ソンベクはチェオクが「茶母」だという事実に既に気付いていた。その後、残りの高麗人参を100両で買うと話す男二人が現れ、用心深く二人は偽金の調査を始める。
夜になり、チェオクとチュワンが寝静まったそのとき、1人の男が二人の宿の部屋へと忍び込んできた。すぐにチェオクに捕らえられたその男は以前偽金を盗みとった男、マ・チュクチだった。そこへさらに剣を持った男たちが現れた。朝鮮人参が偽ものだと気が付き、チェオクたちを捕らえにやってきたのだった。捕らえられたチェオクは、取引の意図を確認するため、あえて偽ものを使ったと話し、チュワンに本物をとりに行かせるので離して欲しいと伝える。急いで左捕盗庁に戻ったチュワン、ユンには気づかれぬよう兵士たちに呼びかけ、チェオクの元へと向かうが、事態に気が付いたピョンテクがユンに訴え、ユンの知るところとなってしまう。捕らわれていたチェオクは縄を解き、密かにアジトを調べ始めるが、運悪く見つかってしまう。
敵に縛られたチェオクは厳しい状況に追いやられる。敵の一瞬の隙をつき、なんとか無事だったチェオク。ちょうどその場へユンとウォネが現れる。チェオクをただ黙ったまま悲しそうな表情で見つめるユン。敵に傷つけられ怪我を負ったチェオクだったが、任務を果たそうと、偽金の隠し場所を探しに駆け出す。そして、とうとう床下に偽金が隠されているのを見つけ出す。チェオクの無謀な行動に、怒りをあらわにするユン。ユンに対し務めを果たしたかったと話すチェオクだが、ユンの怒りは収まらない。チェオクはとうとう左捕盗庁を去る決意をするのだった。ウォネらは捜査上に浮かび上がった人物で高麗人参を取引していたカッチュルを捕らえる。ところが、解決したと思われたはずが、この男は口が堅く、しかも押収した金はすべて本物だった。
傷つき悲しみにくれるチェオクの部屋を訪ねるユン。ユンの表情はチェヒと出会った頃の表情だった。チェヒには何もしてやることができない自分だが、人間として(人間らしく)生きることを守りたかった...と話す。左捕盗庁を去るということは、自分の元を去るということだ、とチェオクに語りかけるユンの心の中は、愛していながら、チェオクをどうしてやることもできない自分への苛立ちでもあった。
その頃商人タルピョンの元を訪れていたソンベクは、捕らえられた山の砦の同士、カッチュルをめぐってタルピョンと対立していた。非情なタルピョンの言葉に、カッチュルを必ず助け出すと、ソンベクは腹を立てる。