茶母 韓国版第4話 あらすじ
ファンボ・ユン(イ・ソジン):行くがよい そして必ず、必ず生きて戻れ
가거라...그리고 반드시... 반드시 살아서 돌아오거라.
カゴラ クリゴ パンドゥシ パンドゥシ サラソ トラオコラ
ユンの役に立ちたいと自らが捜査の囮となり敵のアジトに潜入することを
涙ながらに訴えるチェオク。そんなチェオクの願いを受け入れたユン、
切ない想いでチェオクを抱きしめながら...
【左捕盗庁】
左捕盗庁を去る決意を固めたチェオク。チェオクが出て行こうとしていた頃、ユンにチェオクを許してやって欲しいとチュワンが訴えていた。既に心は決まっているチェオクを引き止める様子のないユンを見て、たまらず飛び出すチュワン。チェオクを呼び止め、家族のように大切に思ってきたことを話し、考え直すように説得するチュワン。どんな言葉にもチェオクの決意は変わることは無く、「このご恩は忘れません」とその場を後にする。行き場が無いと知りながらチェオクへの説得を諦めたユンに、ウォネは言葉を荒げる。【右捕盗庁】
ユンらが右捕盗庁 を訪れると、セウクの息子チョ・チオが偽金を持っていた男の尋問中だった。疑いの段階でしかない者に対するあまりにもむごい仕打ちに眉をひそめるユン。その場に戻ってきたセウクはチオの無謀な取調べに愕然とし、チオを厳しくたしなめる。息子である自分に厳しく当たる父親を見て腹を立て、父に信頼されるユンに対して激しく嫉妬するチオだった。
【宿屋前】
行き場の無いチェオクは一人酒を飲み、ユンの言葉を思い出しながら涙を流す。ちょうどその宿では、母と娘が酔った客に絡まれていた。助けを求められたチェオクだが、既に左捕盗庁へ身分証を返した身であるため、助けることはできなかった。そのとき、ウォネに促されユンがその場に現れる。そっと見守っていた二人だったが、酔客に腹を立てて立ち上がったチェオクを見て、ユンの許しを得たウォネが身分証を投げ込む。酔客を追い払い、親子を助けたチェオクだったが、これはチュワンとウォネがチェオクとユンのために仕組んだことだった。これをきっかけに、チェオクは左捕盗庁 に戻ることになる。
【左捕盗庁】
一向に事実を話そうとしないカッチュルに偽金事件の捜査に行き詰り、なんとか突破口を探すセウクやユンら。チェオクの作戦は口の上手いチュクチを殺人で捕まった重罪人と見せかけ、獄中のカッチュルから情報を引き出そうというものだった。チュクチに対し、ユンは協力してくれた場合は「良民」として今までの罪をなかったことにする、と説得する。
セウクの元を久しぶりに訪れたピルジュンは次男とセウクの娘ナニとの縁談を持ち掛ける。信頼する上官でもあるピルジュンの申し出ともあり、ナニに思慮深く話し伝えるセウク。ナニは父上のような立派な志をもたれた方と結婚したい、と縁談を断る。そして自分の心がファンボ・ユンにあることもさりげなく伝えるのだった。そこへちょうどやってきたチェオクがナニのユンに対する愛情に気づいてしまう。
【獄中】
しぶしぶ計画に協力することを承諾したチュクチだったが、獄中での芝居は見事なものだった。厳しい罰にも耐える姿に心を開き始めるカッチュル。事前にユンから情報を仕入れていたチュクチはカッチュルの信頼を次第に得ていく。
【左捕盗庁】
カッチュル救出のため、左捕盗庁 の様子を見に忍び込むソンベク。ソンベクは忍び込んだ瞬間、以前見かけたチェオクが寂しそうに歩いていくのを見かける。後を追い様子を伺うと、チェオクは悲しそうに涙を流していた。チェオクはナニの言葉を思い出し、どうすることもできない自分の身分とユンへの想いに涙を流していたのだった。
【タルピョンのアジト】
口封じのためカッチュルへの差し入れの弁当にヒ素を入れるようスミョンに命じるタルピョン。一度はためらったスミョンだが、命の恩人でもあるタルピョンの命令と、「ソンベクの命も危ない」と言い聞かされたことで決心する。
【アン録事の部屋】
チェオクを呼び出したアン録事。息子ピョンテクには近づかぬようにチェオクに伝えようとするが、事情を察したチェオクは自ら「そのような身分ではないのでご安心ください」と部屋を出る。ちょうど戻ってきたピョンテクに向き合ったチェオク。「木刀で私を倒したらお望みどうりにいたします」とピョンテクには出来るはずの無いことを話し、自らピョンテクを遠ざけようとする。
【ユンの部屋】
ユンの元を尋ねたチェオク。「私が潜入します」と申し出るがユンは首を横に振るだけだった。
「何故私が生きていられるかご存知ですか?従事官様を少しでもお手伝いすることで、私のようなものでも呼吸していると感じられるのです」とユンに涙ながらに訴える。チェオクの深い想いを知り、承諾するユン。必ず生きて戻って来いとチェオクを抱きしめる。
【左捕盗庁 】
カッチュルを脱獄させ、敵のアジトに潜入するためにチュクチとチェオクが囮となることに。カッチュルへの差し入れにあらかじめヒ素を入れておき、仲間に裏切られたと誤解させることが目的だったが、準備が整う前に仲間からカッチュルへの差し入れが届いてしまう。戸惑うユンやチェオク。決行の夜、仲間から届けられた弁当には本当にヒ素が入れられていた。予定通り脱獄を実行するチュクチ。チュクチを信頼したカッチュルも一緒に抜け出すことに成功する。同じ頃、カッチュルを救うため仲間と出発しようとするソンベクにタルピョンは「すでにこの世のものではない」と話す。「何の話だ・・・」と怒りをあらわにするソンベクだったが、「せめて遺体だけでも取り戻す」と牢へ向かう。