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韓国ドラマ 魔王

登場人物たち


このページでは「魔王」KBS公式サイト(韓国)を元に、韓国ドラマ「魔王」の主要登場人物を紹介させていただきます。公式サイトの人物紹介では、映像の中には見えてこない、登場人物たちの 人物描写が書かれています。

 



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カン・オス(オム・テウン)

正義感の強い捜査課強力班の刑事高等学校を卒業後、家族の反対 を受けながらも刑事になる。

人情に厚く、同僚のこととなると、寝ていてもすくっと起き上がり駆けつけることができる。不正は耐えられず、不利益はさらに耐えられないと話すが、損になることを1人で抱える男人間関係には、頭で考えるより心で向き合う彼はどんな難しい状況となっても絶対背を向けないで正面勝負する馬鹿力と度胸がある。ストレートで荒っぽい語り口。好きな人の前でも内心を表現するのが下手で、考えていることと全く違う、とてつもなく乱暴な言葉を話してしまうような部分があるが、幼い頃からの性格が豪快で楽天的であり彼のもつユーモア のセンスで周辺の人々を愉快にさせる。

見かけとは違った繊細な内面を持っている彼は他人に劣らぬ頭脳と世界最強だと自負する粘り強い勝負根性を持っている。

一流ホテルを所有する国会議員の父親の次男学生の頃、父親に振り向いて欲しい一心で、暴力をまるで食事をするような感覚で行った、問題児中の問題児であった。  

そんな彼の人生を変えてしまう出来事が起こったのは12年前。

父親の愛を受けることができず、ゆがんで卑怯だった高校1年の少年は、永い歳月罪悪感と戦いながら新しい道を歩き出す。 自らが手にした刃物で、人を死なせてしまった瞬間から...。

オ・スンハ(チュ・ジフン)

いつも顔に微笑を浮かべている模範弁護士

貧しく、世間から疎外された人々の弁護は自ら買って出る弁護士界の天使であり、同時に自分で判決を下し、殺人を演出して指揮する冷静な人物。最終学歴が中学校卒業にもかかわらず、検定試験出身で25才で司法試験首席合格研修院も成績最上位卒業検事と判事を拒んで弁護士で出発した格別な経歴の所有者。研修院時代の彼を知っている人らは彼を「ドクター」と呼んだ。同僚らの話をよく聞き入れ、慰めるのに天性の才能を持っていて心を治療する医師という意味で付けられたニックネームだ。

だが本来の彼の内面を知るものは誰もいない。

やわらかい綿の中に鋭いガラスの破片を隠しているような、暖かくて温和なイメージとは反対に内心は氷の塊のように冷たく冷え切っている冷静な人物。 

小学校の時、父親が事故で亡くなって以来、食堂で仕事をする母親、そして一歳年上の兄と共に貧しい幼年を送った。しかし彼ら家族はそんな生活を不幸だと感じることはなかった。落ち着きがあり思慮深い兄と、優しく、成績もよい二番目の息子が母親にはいつも誇りであり、 息子たちの成長が楽しみだったので、苦労も苦労でない、と母親は口癖のように話した。

彼は早く大人になって兄と共に母親に楽をさせ、彼女を見守り生きることが唯一の希望であり最も大きい夢だった優しくて暖かい性格の持ち主だった。

彼の素朴な夢が打ち砕かれたのは12年前。

持っているものは善良な家族だけだった、あたたかく優しかった中学校3年の少年は、12年前に姿を消す。兄が刃物によって傷つけられ、苦しみながら亡くなった後に…。

ソ・ヘイン(シン・ミナ)

サイコメトラーと呼ばれる特別な能力を持った超能力者であり、図書館に契約職員(司書)として勤務している。率直で明るい性格の裏に想像もつかない一面をを持つが、どんな相手にでも先入観なく接する寛容さを持つ。 

絵を描くことに才能があり、タロットカードについては熟知し、自分でもデザインして描いてしまうほどだが、趣味として持つだけであり、他人のことは見ようとしない。

植物を愛し、花に向かって独り言をいう癖がある。自らの感情がそのまま表情に表れる素直さと、他人との意思疎通が若干苦手で、時々独特に見えるが、大変なことがあれば、勇敢に解決することができる強靭さを持った女性だ。 自分の特別な能力と葛藤しながら、幸せで素朴に生きるということを願う。

自分の能力によって、周囲の誤解と傷を経験しながら成長したために、他人事に割り込むのを意図的に敬遠するが、意志の強さと生まれ持った優しい性格のために、たびたび複雑な出来事にまきこまれたりする。

あたたかい両親の愛は彼女が持って生まれた純粋さを守ることができる大きな力であった。父親が肝臓ガンで3年前に亡くなった後は、聴覚障害者の母親と2人で暮らしている。母親の影響で、話よりは人の目と身振りを読むのに慣れている彼女は、腹が立ったり意思表現が大変なときは、突然手話をするクセがある。 

自分に特別な能力があることを知ることになったことは12年前。

ある少年(テフン)が倒れている現場に救急隊員が到着した時、12才の彼女がぼうぜんと立っていた。片手にペパーミントキャンデーを固く握ったまま...。

 

:::カン・オスの周辺:::

カン・ドンヒョン(チョン・ドンファン)

地主の息子に生まれ、ホテルを成し遂げた事業家。権力に対する野望が大きかった彼は国会議員に出馬し、国会議員の席に上り詰め、富と権力を享受し続けている。

短気な性格で、全てのことが自分の思い通りに動いてこそ気が済む。事業に対しても配慮がいきとどき、着々と成功し続けてきた。しかし、家族だけは思い通りならなかった。 自分の性格をそのまま受け継いだ息子オスには内心期待が大きかっただけに失望も大きかった。

カン・ヒス(チェ・ドクムン)

カン・オスの兄で、ホテルの社長。名門大経営学科を卒業して米国でMBAを終えた。徹底して父親が望んだとおりに生きてきたヒスは、現在父親のホテルを譲り受けて経営している。家の紹介で会った企業家の娘のチェ・ナヒと結婚した。

責任感が強く、誠実な性格を持つヒスは妻のナヒとは大きな葛藤もなく過ごしているが、愛のない夫婦生活を続けている。 慎重で冷静な性格のため、一見やわらかく見えるが内面には非情さを持つ。人々は彼を穏やかなカリスマを持つ皇太子と呼び羨むが、彼は自分の人生が幸せだと感じたことはない。

ナ・ソクジン(キム・ヨンジェ)

オスの高校の同級生4銃士のうちの一人であり、4銃士の中では唯一大学に進学し、経営学を専攻した。 現在オスの兄ヒスが経営するホテルの秘書室長。理性的で判断力が早く、堅実な性格の持ち主。

父親がオスの父の運転手で25年を勤めあげ、本人もオスの父の経済的支援を受けて大学を卒業した。そのため、オスの一家に対し、有難い気持ちと同時に劣等感を抱くようになる。

社交術にたけており、問題起こすのを嫌う性格で、どんなことでも可能ならば衝突なく解決しようと努力する。オスの短気な性格を問題にせず受け止めるほど性格がやわらかく、角がない。

ユン・デシク(ハン・ジョンス)

オスの高校時代の同級生4銃士のうちの一人であり、私債業者ではあるが、解決者の役割もする。

怒りっぽい性格で、単純無知。性格も荒っぽく、口も悪いが友人らに対しては他の誰も真似ができないほどに義理堅い。暴力沙汰で中途退学した後は暴力組織に入ったが、オスら3人の友人との関係だけは変わらずに続いていた。

キム・スンギ(オ・ヨン)

オスの高校時代の同級生4銃士のうちの一人であり、現在は無職。窃盗、暴力前科2犯の前科者で最近も傷害致死で3ヶ月目拘束捜査中の身だ。1審での判決を不服として控訴を申請した彼の弁護をオ・スンハが引き受け、短期で出所する。

小さいおかず店を営む未亡人の母と出家した姉がいる彼は家族と背を向けてすでに長いが、母に対する懐かしさは大きい。

高等学校をやっと卒業し、大学入試に失敗した後、先輩について入った会社で借金を背負い、カード借金を返すために最初の窃盗をしてしまうことに。

キム・ヨンチョル(チョ・ジェワン)

小規模出版社に勤めている。地方大国文科卒業。

極度に内向的で、疑い深い。対人関係が円満でなく、様々な職場を転々としながら不安な生活を維持している。一人で読書をするのを好み、映画も観るときも一人だ。人と付き合うよりは一人でいる時が一番気楽だ。

オスらと高校の同級生だった彼は、高校1年の時、オスをはじめとする四銃士に酷いいじめをうけ、苦しめられる毎日だった。

パン・チャンホ(チュ・ジンモ)

オスが所属する強力班の班長。冗談も上手で後輩らに寛容だが、一度腹が立てば誰も太刀打ちできない。

表面は穏やかに見えるが、一時は組織暴力らの間に「おばけ」というニックネームと呼ばれた程、派手な過去を持つ。

イ・ミンジェ(パク・クリナ)

射撃国家代表出身の特別採用刑事でオスのパートナー。さっぱりした活発な性格でありながらも慎重で几帳面だ。 好奇心が多く、行動力が強いため、話したいことを胸の中に閉じ込めておくことができない。

地方で食堂をする両親の元に生まれた三人の娘のうちの次女。 現在大学生の弟と共に自炊をしている。女友達の間では人気があるが、男友達と特別につきあうには素質がないようだ。オスに対して特別な感情をもつが、うまく自分の気持ちを表現できない。

シン・ジェミン(キム・ヨンジュン)

オスの属する強力班の刑事。愛嬌が良く、強力班内ではミス・シンと呼ばれる。ミンジェを気に入っている。

:::へインの周辺:::

ヨン・スンオク(イ・ボヒ)

ヘインの母親. 聴覚障害者でヘインと共に生活している。自分の障害を受け止めながら、娘へインを深く愛し、強く生きる賢い女性。

格別な理解の心と明るいエネルギーを持つ彼女は直観が優れている。ヘインが他の人と能力があることを知り、当惑した こともあったが、娘のありのままを受け入れてあたたかく見守る。

コン・ジュヒ(イウン)

ヘインの高校時代の同級生で、タロットカフェを運営するタロットマスター。大学時代からタロットに惹かれ、趣味で始めたことだが、実際はそれほど能力がない。

おおげさな態度や、不平不満も多いが、一言ほめられると固まった表情が緩むような性格が優しい彼女。相変らず運命的な愛を夢見る彼女は 、ヘインにとっては癒しをくれる友人だ。

:::スンハの周辺:::

チャ・グァンドゥ(キム・ギュチョル)

強力係刑事出身で現在スンハの弁護士事務室の事務長。

主に所轄警察署を尋ね歩きながら刑事事件を担当してくる役割をする。気さくで馬鹿正直な性格で、口が堅い。 カッとする性質があり、口より拳が先に出て行くタイプ。

3年前、警察大学出身の上官との摩擦で刑事を止めることになり、その時期にスンハから事務長を引き受けてくれという要請を受け 現在に。スンハの良き理解者でもある。

ファン・スゴン(イム・スンデ)

孤児で育った彼は、中学校を卒業して客引きを始まりにナイトクラブのウェイターとして暮らしていた。情が深く、寛容であたたかい性格を持つ。

優しい妻と5才娘とともに4年前に農業を始め、長年の夢だった農夫となる。 

12年前、偶然にスンハに出会った。 寒さと空腹ですぐにでも倒れそうな姿をしていたが、目つきだけは怖いくらいに鋭かったスンハに、ご飯を一食食べさせてくれたのが縁で、今まで兄弟同然で友情をわかちあっている。