チャン・チョルスが金目当てでアンナを捕らえていると誤解したビリーとコン室長は、多額のお金を用意し、チョルスと交渉することを計画する。チョルスの事務所に向かったコン室長は、チョルスがアンナから徴収すべき金「150万ウォン」とカレンダーに書いておいたものを見て、「150億ウォン」を要求することだと大きな勘違いをし、持っていたお金の入ったカバンを落とすほど動転する。チョルスと向き合い、カバンを開こうと緊張した途端、チョルスの携帯電話にアンナからの電話が。アンナとの通話の後のトックとチョルスの話を盗み聞きしたコン室長は何かおかしい様子に事情を察知し、開きかけたカバンの口を閉じ、急いでチョルスの事務所を後にする。
一方、一大決心をしてアンナを迎えにチョルスの家に行ったビリーが、自分はあなたの夫であると伝えようとした瞬間、コン室長が現れ、ビリーを引きずり連れて行き、チョルスは何も知らなかったことと、アンナに何か恨みを持っていることをビリーに話す。
サンシルが徐々に家事に慣れてきた様子に、チョルスは満足そうに微笑む。洗濯機で洗ってしまい縮んだブラウスを必死で引っ張るサンシルを見て、チョルスはアイロンの使い方を教えた。そんなチョルスに徐々に心を開き始めるサンシル。
婚約したユギョンがウェディングドレスを取りにチンジュに行くと聞いたチョルスは、婚約者の同行もなく、チンジュへ一人で行くユギョンを不憫に思い、自分もペイントの仕事があるから一緒に行こうと声をかける。かつての恋人ユギョンのドレス姿を見たチョルスは胸を痛めながら一人酒を飲むのだった。
一方トックの母親から、チョルスがユギョンと昔恋人同士だったことを聞かされたサンシルは、自分の気持ちが揺れ動くのを感じる。トックとトックの母の会話から、チョルスがユギョンについてチンジュまで行ったことも聞かされ不機嫌になるサンシルの前にカンジャが現れると、サンシルの気持ちは少し和らぐのだった。チョルスから電話を受けたサンシルは一緒に飲もうと誘われた気分でチョルスの待つ屋台に向かうが、チョルスはサンシルが来るなり、自分の代わりに運転させるためにサンシルを呼んだと冷たく言い放つ。酒に酔ったチョルスは、帰りの車の中で、自分が今日考えてしまったことをふと思い出し、「甥っ子たちに申し訳なくて、家に入れない」と本音を話すのだった。
灯台のペイントの手伝いのため、チョルスについていったサンシル。ふらふらと浜辺を歩いていて陶器を発見すると、チョルスを呼びに向かう。掘り出したチョルスは、陶器を価値のあるものだと思い込み、もっと発掘しようと躍起になる。2人が無人島で過ごす間、ユギョンは婚約者に別れを告げられていた。失意のユギョンは、チョルスとの思い出の灯台に出かけ、そこで仕事中のチョルスと会うことになる。 |