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ごめん、愛してる Director's Cut DVD
Disc7 Special Features〜LOCATION
 


管理人所有の「ごめん、愛してる ディレクターズカットDVD(韓国版)」Disc7をもとに、「ごめん、愛してる」特典映像コンテンツの一部を日本語(管理人が聴き取り、日本語にしたものです)でご紹介します。


特典映像1
SPECIAL FEATURES:page1


흔적(痕跡)LOCATION−撮影地 Location (46.21)


::::カンナム大通り〜トンネル:::

〜ムヒョクが倒れたウンチェを抱き上げ抱きしめるシーン(10話)の撮影地をイ・ヒョンミン監督とイム・スジョンさんがたずねる〜

イ監督:ここはムヒョクとウンチェが互いへの愛おしさを確認した場所です。「ごめん、愛してる」では通りでの出来事がとても多いです。オーストラリアでウンチェとムヒョクが出会ったときも道端で出会い、ウンチェは面識のないムヒョクについていき、恩を感じ...ムヒョクは通りを歩くウンチェについていき、好きになり、愛を確認し、別れもまた通りで...、このドラマではカフェやレストランなどで楽に座って話すシーンはほとんどないと思います。

通りでのシーンは撮影も難しいために、ドラマ撮影では一般的に避けるのですが、それでもこの通りで、不便な中で特別な愛を表現できるというエネルギーがあると考えたために通りでのシーンを多く取り入れました。

今日もイム・スジョンさんがこちらに向かっています。ソン・ウンチェ役のイム・スジョンさんを呼んでみますね。

〜車から笑顔で降りるイム・スジョンさん〜

イム・スジョン:こんにちは!

イ監督:久しぶりでしょう?

イム:はい、お天気がいいですね。

イ監督:映画の撮影中なの?

イム:はい、映画の撮影をしながら元気にしています。監督はお元気でお過ごしでしたか?

イ監督:はい。ウンチェに会いたかったよ。

〜大通りの中心に立つ二人〜

イム:ここでは私も演じていたときとても胸が高鳴りました。父とお酒を飲み、ムヒョクおじさんを受け止めたいとそんな話を告白して、その後電話を受けて、お酒の勢いでパッと出てきて、道で転んで...そんな姿が私も思い出に残っていますが、ご覧になった方々が今もこの場所を覚えていらっしゃって、あのときのシーンも情熱的だったから、全ての女性たちが願うような...

〜ムヒョクを真似てジャケットを広げ笑顔を浮かべる監督〜

イム:ハハハ...

イ監督:ウンチェがずいぶん苦労が多かったですね。良く転ぶし...

イム:ちょっと間の抜けた姿というか、そんな姿が愛されたのだと思います、今思うと。私たちのドラマでは本当に人間臭さが感じられたと思います。

イ監督:あのときのトンネルに行ってみましょうか?

イム:実際ドラマで移動した場所へ向かうんですね。あ〜、なんだか変な気分です(笑)。

〜トンネルへ移動〜

イ監督:元々このシーンは台本には公園でのシーンとなっていたのはご存知ですか?

イム:ええ、そうでしたね。どうして突然ここに変わったんですか?

イ監督:私が考えたのは、オーストラリアではゴミや落書きがあったりしましたが、そんな雰囲気を再現できたらいいと思って、ここにしました。ああ、ここで行き止まりですね。

イム:こんなに変わったとは知りませんでした。どうして全部(らくがきを)消しちゃったのかな?あ〜もったいない!

イ監督:ここで横になったでしょう?2人は。道端で横になった感じはどうでしたか?

イム:私はあの時本当にオーストラリアの感覚がパッと蘇りました。まさにオーストラリアでムヒョクと初めて出会い、夜を明かし、寒い中で震えながら横になっていたあの瞬間を。もし違うことがあるとすれば若干感情の差ですね。あの時は初めての出会いでムヒョクへの警戒心もあり、でもここでのシーンはもうムヒョクへの情が心の奥深くにあった状態でしたし、それにムヒョクもここではとても優しく接してくれていました。前半ムヒョクはウンチェに心を開いていませんでしたから。この場面は個人的にとても大切に感じますし、この場所がとても大切です。

イ監督:私たちのドラマがとてもリアルでありながら、ある場合では非現実的な部分も持っていて、どの場合でも非現実が現実よりもずっと現実味を持たせることができるというふうに考えたんですが、この場所はそんな点でもこのドラマの色にピッタリの場所だったと思います。

〜落書きが綺麗に消されたのを見て〜

イム:あのときのものが全部消えてしまったのが残念です。

イ監督:恐らく、ムヒョクとウンチェの美しい愛を見て、若い人たちは、もちろんこの愛は悲劇的に幕を閉じますが、死んでは終わりなんですが、死んでは終わりなので、健康に愛そうと思ってくれる若者たちが増えるといいですね。

イム:そうでなくちゃ(笑)。良い感情で互い演じたほどに、この作品が
愛されたと思いますし、私も個人的に長い間胸に残っています。この場所でもう一度ムヒョクと一緒にいられたら、楽しい話ができただろうとそんな考えが
浮かびます。

:::サムチェ(三人のチェ:スクチェ、ウンチェ、ミンチェ)家の前:::

〜手をつないで歩く三人姉妹が登場(以下、役名で失礼します)〜

スクチェ:わ〜本当に久しぶり!

ウンチェ:本当、久しぶり!

ミンチェ:ここ!ここで!ムヒョクオッパがマーキングしたから、今も匂うわ(笑)!それに雨の日にここでしがみついて、その後ここで濡れていたのも...

ウンチェ:私はここで一番思い出に残っているのは、初めての出会い!

スクチェ・ミンチェ:あ〜!

ウンチェ:オーストラリアでの出会いの後、国内で少し時間が経った後に会った時。

スクチェ:まさにそのときムヒョクオッパが...

ウンチェ・ミンチェ:ハハハ...

ウンチェ:(その場所に立ち)ここではじめて会ったときのことが蘇るわ。その時の台詞の中に「犬コロは自分の領域をこうやってマークするんだ」と。そこまで言う場面でもないのに、ムヒョクの瞳にうっすらと涙が浮かんでいて、それを見て初めてグッときたのを思い出すなぁ。

「明日またマーキングしにくるからな!」

だから私が誤解したの。私に会いたいから来るって。前半はほとんどが誤解で、ムヒョクが私を好きだと錯覚して...バカみたい。

〜スクチェ、ミンチェが母にたたかれるシーン〜

ミンチェ:今も痛いわ〜(笑)

スクチェ:寝てばかりいたような気がする(笑)

ウンチェ:(ミンチェに抱きつき)ミンチェ、私悩みがあるのよ...

ミンチェ:何?お姉ちゃんは愛について分かってないのね〜(笑)

ウンチェ:愛って何?

ミンチェ:愛はね...

〜ミンチェがウンチェの唇をじっと見る場面に切り替わる〜家の前でのムヒョクの名場面の数々が紹介される〜


:::カルチの家:::

〜イ監督.ソギョン.カルチの三人、坂道を歩く〜

監督:ミサが終わってどのくらいになるかな?5ヶ月くらいかな?

ソギョン:はい

監督:坂道からムヒョクの家に向かう道にいます。ソウルは最近、こんな場所は多くありませんが、この場所も近々再開発される場所だそうです。私のドラマには道が多く出てきます。まだそれほど歳をとっていませんが、歳を重ねるたびに道には、雰囲気があると感じるようになりました。ここはムヒョクとウンチェが会った場所で、ウンチェが待っていた場所で、つらい思いでソギョンを負ぶってきた場所であり、母親もこの家に来ましたし、この道では色々な出来事があり、道には様々な想いが宿るような気がします。それで私のドラマには道が多く出てきます。

〜階段を上りきった監督をソギョンとカルチが迎える〜

ソギョン:いらっしゃいませ!ソギョンと、

カルチ:カルチの!

ソギョン:家に来てくださったことを歓迎します。さぁどうぞ〜

監督:あの時はとても寒かったからこの中にスタッフ全てがいましたね。

懐かしそうにミン老人が手入れした畑を眺める三人。


:::宿(トンウォン旅人宿):::

〜イ監督、イ作家とともに宿/ヨインスクへ〜

イ作家:宿はここですか?

イ監督:はい、ここがウンチェが休んだ宿で、あちらが(道路の向こうを指差し)雨宿りをした場所です。

〜ムヒョク:「おばさん、俺の奥さんはどこ?」〜

イ作家:不思議なのは、私が脚本を描くときに表現した雰囲気と本当に似ていることです。この印象は抱いていたものとずいぶん近いです。

イ監督:照明監督と話して、台本も良く出来ていて内容も面白いのですが、照明機器が良くなかったのでセットで撮ったらどうかという話もでたんですが、この雰囲気で行ってみようということになりました。

〜部屋の中の障子戸に興味を持ったイ作家〜

イ監督:この窓は日本式のようですね。

〜ムヒョクがウンチェに薬を飲ませて布団をかける場面〜

イ作家:ムヒョクの心を初めて見せたシーンでした。ムヒョクも自分では気づかないうちに抱いていたウンチェに対する感情を、隠れていた感情が、ウンチェにのませた薬だとか、雨降る夜に薬屋を探し、門をたたくというムヒョクの心が、ムヒョクの中に隠れていたウンチェに対する心情を明らかにした初めての場所だったと思います、この宿が。

イ監督:ムヒョクが既存の他のドラマの主人公とは違い少し暴力的でしたよね?

作家:はい

監督:海苔巻きを投げ飛ばしたり、クッパの店でも暴れたりと、でもそんなムヒョクは心はあたたかい人間だということが、このシーンを通して良く表現できたのでしょうね。

作家:はい、ですからムヒョク自身が、ムヒョクの性格が心に思ったことを素直に表現できるタイプじゃないんです。何か考えがあっても、飲み込んでしまったり、反対のことを言ってしまったりと。(この夜のことは)ウンチェは最後まで気づかなかったんですよね。

監督:女性視聴者たちはこのシーンを見てムヒョクを好きになったみたいです(笑)

作家:ハハハ

監督:台本の中で、今もはっきりと覚えているのが、カプセルを開いて、薬を手にのせて、飲ませるとありましたね。撮影しながら少し省こうかな、なんて思ったんですが、質問してみると女性視聴者たちは特にこの部分が気に入っていらっしゃるようですね。

作家:はい。ムヒョクの繊細さや誠実さを表現しようとしたんです。意識が朦朧としている人に薬を飲ませるのって難しいじゃないですか。繊細さや誠実さを表現しようとしましたし、私は実はウンチェをムヒョクのもう一人の母だと設定して書いていたんです、当初は。ですからウンチェをオ・ドゥリと同じ建物で生活させて、ウンチェがいつも母のように見えるように書きました。ムヒョクがオ・ドゥリから受け取ることができなかった愛をウンチェを通して全て受け取っていてると、旅館のシーンはもちろんですが、些細な場面ごとにそう感じてもらえるようにと、そんなことを意図的に考えていました。

監督:つまり女性たちが病気のときは、優しくしないといけないということでしょう?

作家:もちろんです。はい(笑)。ムヒョクとウンチェのイメージ自体がこうした宿のイメージのように貧しくて、まだ若くて、こうした宿のイメージが先ほども申し上げたように私が書いたイメージととても良く似ているんです。監督が様々な場所をご存知のこともあって、監督を信じて、宿との設定だけはしましたが私がイメージしていたものとここまで近いものを見つけてくださったことに、ドラマの放送を見て私も本当に驚きました。

監督:最近の若い視聴者たちに馴染みの無い感性がありますが、このドラマがまさにそうですね(笑)

イ作家:はい、その通りですね(笑)


:::スンデクッパの店:::

〜クッパの店の前に立つイ監督、イ作家〜

イ監督:ソウルから美術チームが来てこの文字を書きました(ガラスにかかれた"スンデクッパ"の文字)

イ作家:元々はここはどんな場所ですか?

イ監督:元々はここは商売はされていません。

〜中に入る2人〜

イ監督:ここにオ・ドゥリが座り、ユン、ウンチェ、ムヒョクがこちらに座っていたんですよね。

〜椅子に座って〜

イ監督:クッパのシーンでは、イ作家は何を伝えたかったんですか?

イ作家:ムヒョクの愛について伝えたかったですね。オ・ドゥリに対してのムヒョクの愛を。クッパの店で外で騒ぐシーンがありますよね。あれがオ・ドゥリに対するムヒョクの愛でした。母親に対してスンデクッパを投げつけ、母親を軽蔑するようなスンデクッパの女性に対する怒りもあり、もうひとつは自分の母親はこんな人のはずがないと、夢にまで見た母親がこんな人間だったということに対しての失望のようなものもありました。私の書くドラマの主人公たちは少し情熱的に描くのですが、私も素直で正直な人物より心の中は素直でも、内心とは違った振る舞いをしてしまう人物を描きます。二重人格というのではなく、ドラマの中にいる人物が二面性を持つほうがはるかにドラマを良いほうへ導くと思うんです。

監督:あのシーンを撮ったときにチソブさんが怪我をされたことはご存知ですか?

作家:聞きました、はい。足の爪がはがれたとか...?

監督:はい。良い演技者は危険かどうかも気にせずに演じることができるようですね。足を引きずっていたので、どうしたのかと聞いてみると、足の爪がはがれたと。とても心苦しかったです。その夜薬を買いに走るシーンがありますよね。足に怪我を負っているので、私がもうやめて帰ろうと言ったんですが、チソブさんが「できます」と。雨の中怪我をした人を走らせてしまって、ウンチェが心を痛めるのではなく、私が心苦しい気持ちでしたね。

イ作家:薬の場面はとても申し訳なく思っています。

監督:いいえそんな...

イ作家:私が体力を使うシーンをたくさん書いてしまったので俳優さんたちはいつも転んで、怪我をして、負ぶって...申し訳なかったです。

監督:チソブさんが一生懸命だったのは、体はつらくて怪我を負っていましたが、ムヒョクという人物をとても愛していたからのようです。

作家:私は良い演技者に恵まれているみたいです。

監督:カレンダーを見ると11月のままですが、私たちが撮影した時から時間が止まっているようですね。


:::青空の下 川のほとりへ向かう畑の道(5話):::

イ作家:ここがユンとオ・ドゥリが撮影に来た場所ですか?

イ監督:はい、ムヒョクがマネージャーになって、初めてきた撮影所です。

イ作家:色が緑色に変わっていますね。

イ監督:ここで撮影し、クッパの店に移動しました。雰囲気がずいぶん変わったでしょう?

イ作家:ええ、全然違いますね。草の色が違うからなのでしょうね。同じ場所なのに...。

監督:イ作家、「ごめん、愛してる」ではウンチェがムヒョクの後を追って走るシーンが多いですよね。特別な意図があるんですか?

作家:ええ、この道でもそうですし、オーストラリアの通りでもそうですし、また韓国の通りでもそうですし、ウンチェはムヒョクの後についていくシーンが多いですが、実はムヒョクの後を追ってウンチェが死ぬということに対する暗示というか、複線だったんです。

監督:なるほど....。台詞のない、雰囲気のあるシーンが視聴者に愛されましたね。

作家:私はどんな立派な台詞よりも状況から気持ちの伝わる雰囲気がすごく好きなんです。

〜畑を見渡して〜

監督:あの時より良い印象じゃありませんか?

作家:ええ、どこかにムヒョクとウンチェがいそうな気がします。

監督:あの時は葉が枯れていて今のような緑色ではなく、カサカサと音がして。そしてこの場所でムヒョクとウンチェの愛が、ムヒョクとオ・ドゥリの親子愛のテーマに加わり、ウンチェとムヒョクの愛が本格的に始まったんですよね。

作家:先ほども申し上げましたが、ウンチェはムヒョクのもう一人の母親で、オ・ドゥリはまた別の母親であり、オ・ドゥリが突き放した母親で、ウンチェは抱きしめた母親だったんです。オ・ドゥリがつけた傷をウンチェが薬で治してくれているような、そんな状態を考えていたので、クッパの店でも、オ・ドゥリのせいでムヒョクが暴れて、結局傷を癒すのはウンチェでした。2人の母親を思い描いていましたね。

この畑の中の道ではオ・ドゥリを見て傷ついた心をウンチェが癒し、ウンチェはこの道でムヒョクの言葉の中に「もうすぐあっちに行く」と聞きますよね。ここでウンチェがムヒョクを見直す機会になるんです。この頃はムヒョクを遠ざけようとするじゃないですか、もう帰ってと。ユンにムヒョクを解雇させる約束までしてるじゃないですか。なのにムヒョクのこんな姿を見てムヒョクへ抱いていた感情が変わり始める、そんな部分をお見せしたかったのです。
 

 

 

 

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