김해경/キム ヘギョンとその家族 |
김해경/キム・ヘギョン
(演技者:한은정/ハン・ウンジョン)
咸興でムン子爵の咸興別荘の執逹吏をしている父キム・パンチョルと下働きを手伝う母チョン・ヒャングムの長女として生まれる。本名はケヒ、妹が3人。ムン子爵家の娘ソッキョンの侍女として仕えるようになる。
ムン・ドンギの逃亡を助けたことで、妹を失い、さらにムン子爵の冷酷な仕打ちにより父と失うという悲しい出来事を乗り越え、
名前をケヒからキム・へギョンへと変え、自ら道を切り開いていく。強い縁で結ばれるチェ・ウニョクを愛し続けることで
彼女の運命は翻弄され、命までも危険にさらされる。意志が強く、純粋な女性。 |
김판철/キム・パンチョル
(演技者:장항선/チャン・ハンソン)
ケヒの父。妻と娘たちを愛して生きた素朴な男。ムン・ジョングァン子爵と幼馴染だったが、成功した友のもとで手足のように生きる生活を送るようになる。手配中のムン・ドンギの脱出を手助けしたことで幼い二人の娘を失い、自らもムン子爵の非情な仕打ちで命を落とす。
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정향금/チョン・ヒャングム
(演技者:고두심/コ・ドゥシム)
ケヒの母で、チョ・ホンドゥの姉。子爵夫人アメカオリの元、夫とともに小間使いのような扱いを受けながらも、子供たちへの愛情を支えに必死で生きる素朴な女性。
ムン・ドンギ逃亡の手助けにより娘二人を失い、さらに夫までも命を奪われたことでムン子爵への恨みが募る。 |
김연경/キム・ヨンギョン
(演技者:조안/チョアン)
ケヒの妹。キム・パンチョルとチョン・ヒャングムの末娘として生まれる。幼い頃から聡明なマリは、幾度と無く降りかかる困難を母と姉とともに乗り越えていく。母と姉ケヒを心から愛し、慕い続ける純粋な女性。ケヒが名前を変えるとき、ともにヨンギョンとして新しい名前で生きていくことになる。 |
최운혁/チェ・ウニョクとその家族
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최운혁/チェ・ウニョク
(演技者:류수영/リュ・スヨン)
信念を抱き、その道に向かってまっすぐに進む男。情熱的で、心に決めた目標のためにはためらわない決断力の持ち主。ソッキョンとケヒ、二人の女性から愛されるが、ウニョクは幼い頃に危険を冒して自分を救ってくれたケヒを愛する。小さい頃から咸興で最高の秀才としてその可能性を表す。平壌高補に首席で合格するが、その夢は愛する姉クミの死で砕け散ってしまう。
危機が訪れるたび救ってくれたムン・ドンギの信念をともに信じ続ける。愛を望まず、信念のために自らの命までもささげようと生きるが...。 |
최은관/チェ・ウングァン
(演技者:정한용/チョン・ハニョン)
ウニョクの父。咸興に腰を据えてから、どんな仕事をしてでも家族を支えようとひたむきに暮らす純朴な男。彼に唯一の希望があるとすれば、それは息子のウニョク。自分の息子とは信じられないほどの利口なウニョクを一家の大黒柱として育てるため、娘たちに犠牲を強いてしまう。 |
조순이/チョ・スニ
ウニョクの母。夫ウングァンとともに過酷な労働をこなしながら、生活のためにがむしゃらに生きている女性。優秀な息子ウニョク
に大きな希望を抱き、娘たちに犠牲を強い
てまでもウニョクの道を切り開こうとするが、娘たちの深い愛情も決して消えることはない。 |
최금희/チェ・クミ
(演技者:박신혜/パク・シネ)
ウニョクが世界で一番愛していた姉。生活が苦しく疲れた母の変わりにウニョクを温かく見守ってくれた。愛する弟ウニョクのため、製錬工場に就職し、その過酷な労働を耐え続ける。製錬工場事故でウニョクを助けようと、身代わりに事故にあってしまい、命を失うことに。クミの死はウニョクの人生を変える大きな悲劇の一つになり、その後もウニョクの胸の中に生き続ける。
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최은희/チェ・ウニ
ウニョクの妹。父母とともに兄を尊重し、助ける。ウニョクの友人オ・チョルヒョンをけなげに愛し続ける。
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최송희/チェ・ソンヒ
ウニョクの妹。幼い頃は大好きだった兄のウニョクだったが、成長してからは兄ばかり優先する父と母に不満を抱き、ムン・ソッキョンとであってからは兄とは違う理念を胸に、家族の中で一人別の方向へ進もうとする。 |
문석경/ムン・ソッキョンとその家族
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문석경/ムン・ソッキョン
(演技者:소유진/ソ・ユジン)
天皇から子爵の称号と共に巨大な財産を手に入れた親日政治家ムン・ジョングァン子爵を父に、朝鮮人だがその美貌と鋭い才知で寺内総督の養女となったアメカオリを母に持つ幸福な少女。国民のほとんどが生きるのに必死で文化が何なのかも分からない時代にソッキョンはピアノを学び、東京コンクールで大賞を受賞するという芸術性を持っていた。挫折を経験したことがなく、常に自信に満ち溢れ、傲慢な考え方をする。幼い頃ムン・ジョングァンに対しての復讐心から自分を連れ去ったウニョクに特別な感情を持ち、愛するようになる。ウニョクがケヒへの想いを心に抱いていることに気づいてからは、ケヒに対しても、ウニョクに対しても
劣等感を抱き続ける。
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문정관/ムン・ジョングァン
(演技者:김영철/キム・ヨンチョル)
.天皇から子爵の称号と共に巨大な財産を手に入れた親日政治家。寺内総督の養女で見合いで結婚したアメカオリに対して愛情がなく、娘と、ただ一人の弟、ただし、自分とは理念の異なる弟ムン・ドンギだけを愛する。
娘のためならどんな手段でも使い、他人を陥れることもある非情な面を持つ。 |
아메카오리/アメ・カオリ
(演技者:이보희/イ・ボヒ)
ムン・ジョングァンの妻でソッキョンの母。朝鮮人ではあったが、最後まで自分を日本人と思い、チェ・ウヒャンという本名を捨て、アメカオリという名に固執する。娘への愛情が薄い、薄幸の女性。 |
문동기/ムン・ドンギ
(演技者:홍요섭ホン・
ヨソプ)
個人としての兄は認められても、民族の中では、祖国の中では兄は罪人だと、兄を受け入れない。鋼鉄のような強い信念の持ち主だが、情に厚く、信念を同じくしたものは大切にする。時流に流されるような政治家になることを拒み、権力への野望を抱かなかった純粋な熱い革命家。兄の死後も姪であるソッキョンを心から大切に思う。
同時に教え子であるウニョクやトンウ、オ・チョルヒョンらへの深い愛情を持ち続け、彼らの危機にそっと手を差し伸べる。 |
윤정자/ユン・ジョンジャ
(演技者:김경숙/キム・ギョンスク)
ムン子爵の妻アメカオリが結婚する際、お手伝いとして連れてきた娘。母から愛情を受けずに育つソッキョンを時には母のように、時には姉のように優しく愛情を注ぐ。ムン子爵の死後も最後までソッキョンを見捨てず献身的に面倒をみる。ムン・ドンギを愛する。 |
이동우/イ・ドンウとその家族
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이동우/イ・ドンウ
(演技者:김호진/キム・ホジン)
イ・インピョンの息子。没落した王家の一族で、いつか独立すれば息子を朝鮮の主にできるという執念を持つ父の元で、いつも最高を求められながら育つ。幼い頃から婚約を決められていたソッキョンを妹のように可愛がり、大人になったら妻になる女性と考え大切に思ってきた。自分との結婚を拒否したソッキョンはウニョクを愛しているということにショックを受ける。その後、ウニョクと愛し合うヘギョンを心から愛してしまい、その優しい性格と穏やかさで傷ついたヘギョンを温かく包み込むが、トンウの栄光に向かうはずの運命は、愛してしまった女性により、音を立てて崩れだす。
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이인평/イ・インピョン
(演技者:최종원/チェ・ジョンウォン)
トンウの父。大地主でイ一族の大きな名声を受け継ぐが、封建社会の産物である地主に安住せず、現代式教育と思想を学んだ卓越な人物。いつか朝鮮が独立するそのとき、自らが王になりたかったが、自分の時代が過ぎたことを理解し、トンウに自分の全てをかける。しかしトンウはヘギョンとの愛のはじまりから、今まで積み上げてきたものを壊すことを受け入れられず、父と子の間には取り返しのつかない亀裂が入る。 |
조영은/チョ・ヨンウン
(演技者:김세아/キム・セア)
トンウの継母。大きな野心を抱き、その野望のために生きる女性。息子チョンウを心から愛し、チョンウの命を失うことになってからは悲しみが恨みに変わり、息子の死を防げなかったイ・インピョンとトンウに対し怒りを抱く。 |
박창주/パク・チャンジュ家族
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박창주/パク・チャンジュ
(演技者:박상면/パク・サンミョン)
権力の化身のような人物で、共産主義を忌み嫌い、次々と独立運動化を容赦なく抹殺する。愛には純粋で青年時代に出会ったソッキョンに愛情を抱き続ける。
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박성주/パク・ソンジュ
(演技者:손종범/ソン・ジョンボム)
パク・チャンジュの直属副官と同時にチャンジュの手足のような男。正直で純朴・。パク・チャンジュがする事は何でも正しいと信じている。この世の中でパク・チャンジュだけが自分の心配をしてくれるただ一人の人。パク・チャンジュとは遠い親戚関係で
、
パク・チャンジュが唯一心を開いている存在。
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チェ・ウニョクの同志たち
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오철형/オ・チョルヒョン
(演技者:이병옥/イ・ビョンオク)
幼い頃からウニョクが心から信頼する友人。ムン・ドンギ脱出事件に関わったことから酷い拷問を受ける。この経験からも強い共産主義の理念を抱き続ける。ウニョクの妹ウニを愛するようになるが、彼女の幸せを願い自分の本心を決して伝えようとしない。 |
김기수/キム・ギス
(演技者:이지훈/イ・ジフン)
ムン・ドンギが最も信頼する側近と同時に同志であり、ムン・ドンギのいるところにはいつも彼がいた。常に冷静沈着で理性的。冷たく見えるが、とても温かい心の持ち主。抗日運動を広げて手配
されてから、ムン・ドンギの計らいでムン子爵の下で働くようになる。製錬工場で働く中出会ったウニョクの姉クミを愛するようになる。その後クミが事故で命を失い、大きな衝撃を受ける。 |