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ガン&トークス
 原題:킬러들의 수다

 


2001年韓国 監督:チャン・ジン

出演:シン・ヒョンジュン ウォンビン チョン・ジェヨン シン・ハギュン チョン・ジニョン

 


【 is のあらすじ紹介&感想】

킬러들의 수다とは・・・キラーたちのおしゃべり

 人情味あふれる4人の兄弟が繰り広げる”おしゃべり”がなんといってもこの映画の魅力!殺し屋4人が依頼人たちの願いをかなえるため、クールにそして着実に依頼をこなしていく。
 仕事のときは冷静なリーダーのサンヨン(シン・ヒョンジュン)、爆発物のエキスパート・ジョンウ(シン・ハギュン)、スナイパーのジェヨン(チョン・ジェヨン)、パソコンマニアでサンヨンの弟であるハヨン(ウォンビン)。
日本でもファンの多い作品のガン&トークスでは俳優たちが身に付けるなにげない服装も実にファッショナブルでクールです。

  4人のクールな仕事振りとは対照的な日常の時間が最高に面白い!毎朝必ずニュースを見る4人、実はニュースキャスター目当てな姿がお茶目です。サンヨンと彼らを追うチョ検事 (チョン・ジニョン)。ジョンウとおなかに子供のいる女性。ハヨンと女子高生。それぞれの人間関係が物語りに絡んで、テンポのいい2時間があっとい間に過ぎていき、絶妙な”おしゃべり”に魅了され、サンヨンと一緒に笑ったり、泣いたりしてしまいます。


映画題名に”おしゃべり”とあるこの作品での、私の好きな”おしゃべり”シーン。

○バス停前、サンヨンと女子高生の会話。どこから耳にしたのかいきなり女子高生にコーヒーを手渡され、仕事を依頼されるサンヨン。サンヨンのとぼけた表情と台詞の言い回しが たまらな〜い!

女子高生:おじさん殺し屋でしょ?
サンヨン:・・・何の話かな?
★韓国語:・・・무슨 말을 하는거지?
           ムスン マル
 ハヌゴジ?

○再びサンヨンたちを訪ねて家までやってくる女子高生。説得して彼女を帰そうと、家のドアの前に集合?する4人。サンヨンは自信満々に両手を広げ、このセリフを叫びます。ヒョンジュン氏の”イッスニッカ〜!”の発音が好きな私、マニアックでごめんなさい(笑)

サンヨン:この扉はいつも開いてあるから!
★韓国語:여기 문은 항상 열려 하게 있으니까!
       ヨギ ムヌン ハ ヨリョ ハゲ イッスニッカ!

○メンバーの恋心を尊重し、依頼人を訪ねるサンヨン。お腹に子供のいる女性を殺すよう依頼した男とのエレベーターでのシーン。困った表情で依頼人を殴る姿が印象的。この後、チョ検事もサンヨンに殴られた直後のこの男の元へ、”子供を殺すな”と頼みに来ます。自分の勝手な都合で子供を殺そうとしている男に”お願い”するシーン、行動と言葉のミスマッチにつぼにはまった私です。


チョ検事:お願い!お願い!
★韓国語:부탁! 부탁!
      
プッタ! プッタ

ハムレット公演のシーンの魅力もさることながら、チョ検事に撃たれたサンヨンが叔父さんに弱音をはいてしまうシーンが好きです。”マジで”痛そう!

【ほー助さんのレビュー】

ほー助さんの好きな”おしゃべり”
○好きなキャスターと会ったことを知った3人に「彼女可愛かった?」と聞かれたサンヨン。

サンヨン:マジでかわいい。
★韓国語:진짜로 예쁘더라.
       
チャロ イェップ

「本当に可愛かったなぁ」→日本語字幕「マジでかわいい
素晴らしき翻訳にあっぱれ!
 

 ガン&トークスとの出会いが私をシン・ヒョンジュン氏の虜にさせました。

4人の殺し屋が出てきます 。それぞれをシン・ヒョンジュン氏・シン・ハギュン氏・チョン・ジョエン氏、そしてウォン・ビン氏が演じていて、俳優さんたち目当てに見るのも楽しいです。その中でも、リーダー格のサンヨン役の、シン・ヒョンジュン氏。

 殺し屋としてのクールな面と、ちょっと三枚目的なコミカルな面をとても上手く演じています。「マジでかわいい」「マジで痛い」と言う台詞を言うヒョンジュン氏はとっても可愛らしいです♪

 

 この映画でのヒョンジュン氏は、ラフな格好が多いのですが、それがまた格好良いのです♪Tシャツにジャケットをはおった姿は本当に絵になります。あの長身だから似合うのでしょうか?そしてあのお髭。私的にはセクシーで好きです。

 作品的にも、音楽が良いし、映像が素敵です。

そして見所は劇中劇の「ハムレット」シーン。「ハムレット」上映中に殺しを依頼されるのですが、誰がどうやって殺されるかが、分からず、観ていてドキドキします。

 また、ヒョンジュン氏演じる、サンヨンと、チョン・ジニョン氏演じるチョ特捜検事との対決。このお2人は「アウトライブ」「達磨よソウルへいこう」でも共演(対決!?)しています。全力で走る2人のシーンも見て欲しい場面です。

 

 役柄的には素の自分に近い役とおっしゃっていたので、普段のヒョンジュン氏を想像しながら見るのも楽しいかもしれませんね。 ちょっとコミカルな、それでいてクールで格好良いサンヨンをぜひ観て下さい。