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고맙습니다 韓国ドラマ「ありがとうございます」ストーリー  第7話

第7話


ナハゴ オウリヌン ヨジャイ
ジ アニンジ
나하고 어울리는 여자일지 아닌지
 

クッチョギ アニラ ネガ キョルチョンハヌン ゴン アニンガ
그쪽이
아니라 내가 결정하는 아닌가?

俺に似合うか似合わないかは、そちらが判断することじゃなく、俺が決めることだろう?」

 

 

 


 

 
キソはソッキョンと見合い相手の男性の目の前で、突然ヨンシンにキスをすると、ヨンシン(を好きになったの)は自分が先だったと言い、今まで
10人は殺してる、と脅すようにまくしたてる。キソの目つきに怖気づいた男性はさっと逃げていってしまう。キソはそばで見ているソッキョンを意識しながら、真剣な表情でヨンシンに向き合い、彼女の頬へ手を伸ばす。

 「そうさ、俺はあんたに関心がある。
 いつも気になるんだよ。あんたが俺の部屋で寝たあの夜から。

 よそ見をするな。
もう一度よそみしたら、死ぬぞ」

いつもとは明らかに様子の違うキソにヨンシンは少しおびえた表情を浮かべ、戸惑い続け、言葉が出てこない。様子を全て見ていたソッキョンは、呆然とヨンシンとキソに背を向け、遠ざかる。ソッキョンが帰ったことに気がついたキソは、さっとヨンシンの頬から手をはなす。

 「タバコ、隠してない?タバコを絶対に吸いたいのに

ふと表情を変えていつもの調子に戻ったキソは、よく考えてみたらこのまま追い出されることは腑に落ちないと言い出し、出て行ってほしいなら払ったお金の10倍を返してくれ、文句があるなら法務大臣にいいなさい、と言い、内心は自分のしてしまったことに動揺していながらも、何事もなかったように部屋に戻っていく。ンシンとキソの関係にショックを受け、肩を落として家に戻ったソッキョンは、腰を痛めて横になっている母に、これ以上ヨンシンとポムを困らせないでくれと強く訴えるのだった。

翌朝、ヨンシンと顔を合わせるのが気まずいキソは、そっと部屋から出てヨンシンの様子を影から見守る。ソッキョンの母を恨まないでとドゥソプの母に言われ、ヨンシンは困ったように微笑んでいた。

一方、ポムから前夜の事情を聞いたキソは、コ氏の賭博のことでヨンシンが誤解をしていることを悟る。キソに警戒心を抱いたヨンシンがマスクをしている姿をあきれたように見るキソ。ヨンシンの話から、コ氏の妻が農薬を飲み自殺を図ったことを聞かされ愕然とするが、命が助かったことを知り、安堵の表情を浮かべる。

不本意ながらも自分が関わったことで、一人の女性が危ない目にあっていた事が気になるキソは、コ氏の家に様子を見に出かける。その頃、ソッキョンもまたコ・ピルドゥ氏の妻が農薬を飲んだことを知り、コ氏の家に向かっていた。目の前でがっくりと座り込み、顔色を失ったコ氏の妻に気づいたソッキョンは、急いで女性を乗せて診療所へと車を走らせる。ちょうどその様子を見かけ、心配になって診療所にかけつけたキソは、オ医師の送管ミスにより、危険な状態に陥ったコ氏の妻の治療を手助けし、彼女は一命を取り留める。

治療の一部始終を見守っていたソッキョンは、キソと二人で海辺に向かう。タバコに火をつけようと、チミンとの思い出のライターを取り出すキソだったが、大切なライターがその手から滑り落ち、海の中へと消えていくのをただ黙って見つめていた。ソッキョンは、大切なものを失わずにすんだとキソに感謝し、また一緒に仕事をしましょうと明るく語りかける。キソの表情をじっと見ながら、ソッキョンは気になっていたヨンシンとの関係を問う。

「ヨンシンのことどの程度まで考えているんですか?
 旅先の開放感から来るおふざけですか?」

「ふざけてるように見えますか?」

「ヨンシンはミン・ギソさんに似合う女性じゃありません」

「俺に似合うか似合わないかはそちらが判断することじゃなく、俺が決めることだろう?
 万が一俺が本気じゃなければ止めてみますか?チェ・ソッキョン主任」


一方、仕事中のヨンシンに、診療所のソランから電話があり、キソがまた1人救ったことを聞かされると、ヨンシンはキソを見直すのだった。そんなヨンシンに職場の女性たちの噂話が聞こえてくると、ヨンシンは驚いた表情で身を乗り出す。仕事の帰り道、物思いにふけりながら、片手に焼酎のビンの入った袋をぶらさげ、ヨンシンは海辺へと向かった。ちょうどその場に診療所のオ医師が来て、一人海を見ていた。二人は偶然を喜びながら、酒を酌み交わし、それぞれの想いを胸に海を見つめる。

一度は旅館に移ったキソは、全て荷物を持ってヨンシンの家に戻ってくるが、ポムとイ老人はソッキョンの家、ヨンシンは仕事に出ていたため、家はもぬけの殻だった。お腹をすかせてスーパーに買い物に出たキソは、ふらふらと千鳥足で歩くヨンシンを見かけ、そっと後ろをついて歩く。家まで無事ヨンシンがたどり着くと、キソはほっとしたように大声でヨンシンに呼びかける。

「おばさん、飯ください!お腹すいたよ、飯くださいよ」

キソの声にヨンシンは涙を浮かべて振り返ると、キソを愛しそうにじっと見つめる。

「すごくお腹が空いていたんですね?ごめんなさい、ごめんなさい。
 すぐに支度しますね、待っていてね。すぐに支度しますね」

いつもとは違う表情のヨンシンに驚くキソの前に、ヨンシンは酒に酔った状態でたくさんの料理を準備する。キソが食事を取る姿をしっかりと正座し、微笑んで見つめるヨンシンの姿に、キソは相当酒を飲んだのかと問いかける。キソが何を言っても嬉しそうに笑っているヨンシン。

「どこか具合でも?どこかで頭でも打った?」

「愛してくれてるの、分かってるわ。
 こんなふうに来てくれなくても、どれほど私を愛してくれていたのか、
 どれほど今も愛してくれているかも全て分かってるわ。
 私も愛しています。

 
すごくすごく愛してる。お父さん。お辞儀がまだでした。今します」

泣きながらお辞儀を始めるヨンシンを慌てて止めるキソ。

「占い師のおばさんに聞いたわ。私のことが心残りで、愛してると一言いいたくて、
 ヨンシンのことがかわいそうで心配で、他人の体をかりて会いに来てくれたんでしょう?
 もう心配いらないわ。安心していってねお父さん。

 ポムとおじいちゃんがいて幸せだからね、本当に大丈夫ですよ、お父さん」


涙を流しながらお辞儀をするヨンシンには、キソの言葉は全く聞こえていない様子だった。 

その頃、ポムは祖父にせがまれて出かけたソッキョンの家でソッキョンの婚約者のウニと楽しい時間を過ごしていた。計算が得意なポムの様子に、隠れて話を聞いていたソッキョンの母も満足そうに微笑む。ウニはポムのように可愛い娘がほしい、こんなに可愛い娘がいたら他に何もいらないといい、子供を授かることの出来ない我が身を嘆くようにポムをぎゅっと抱きしめる。

酔いつぶれて眠るヨンシンの髪にそっと触れ、微笑むキソ。ヨンシンと過ごすうち、キソは知らず知らずのうちに微笑む機会が増えていくのだった。眠ってしまったヨンシンを負ぶい、キソがヨンシンの部屋に向かうと、ちょうどイ老人をおぶったソッキョンがやってくる。二人の目線はぶつかるが、お互い何も言葉を出さず、それぞれが布団を引き、ヨンシンとイ老人をそっと寝かせる。

次の朝、ジョギング中のキソは、先日治療を施したばかりのコ氏の妻が畑で農薬を散布している姿を見かける。コ氏の妻が農薬でぜんそく発作を起こすことを心配したキソは、行き過ぎた道を引き返し、畑へと様子を見るために駆けつけるが