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冬恋歌 企画意図
 
 


冬のソナタ
プレミアムBOX
カットシーン完全収録
【ミニョン眼鏡付き】
初回限定生産

 


〜冬恋歌(冬のソナタ) 企画意図紹介〜

参考:韓国公式サイト
 


1.初恋

初恋、それはその言葉を慎重に繰り返し言ってみるだけで、人々の心にかすかな波紋を呼び起こす。全ての人の初恋は、純粋で、切迫しているけれど、時が過ぎれば記憶が遠ざかり、他の愛を通じて、薄れていくはずだ。ところが、生まれて初めて胸の震えを感じさせた彼がこの世を去ったとしたら、どうなるのだろう?

そして10年の歳月が過ぎ、この世を去った彼と似た外見の男性が、結婚を前にした彼女の前に現れるとすれば?

愛した人と似ているという理由だけで、彼をまた愛することができるのか?

このドラマは初恋という運命に縛られた3人の男女の物語だ。運命は、彼らを出会わせ、別れさせ、そして“家族”という名の網で縛ってしまったりもする。

チュンサン、ユジン、サンヒョク、そしてチュンサンに似たミニョン。彼らを取り巻く関係の鎖はミステリアスな構造を通じ、少しずつ明らかになるだろう。


2.友情

肩を寄せ合い、共に涙を流してくれたその頃の友人たち。彼らは今どこで何をしているのだろう?

人々がインターネットを通じて同級生を探す理由、それはまさに孤独なせいだ。そして自分が最も純粋だった時の姿を覚えている人々を通して、幼いころの自分を探したいためでもある。ここに登場するさまざまな友人たちの姿は、全ての人々の記憶の中に、一人くらいは存在するような、そんな友人たちだ。生き方と外見は変わったが、それでもいつも一途に信じ、愛した友人たちを通して、永遠に変わらない友情の真の姿を見せる。


3.家族

似ている顔と、似ている体が証明する血縁というものは、いくら否定しようとしても否定できないものだ。家族が“家庭”と同意後ではないように、血を分けたからと言って皆家族とは言えず、家族を愛する形も人によって違わなければならない。

盲目的に自分の判断だけを押し通す母や父を憎悪し、彼らから受け継いだ才能までも憎悪する息子、絶対にその存在を認めることができない異母兄弟...。

しかしいくらお互いに嫌い、憎んでも、結局は寄り添い、帰るのは家族のもとだけという事、それをもう一度確認しよう。


4.ミステリー


チュンサンの父が誰なのだろう?サンヒョクとユジン二人のうち、誰が本当にチュンサンの兄弟なのかは分からない。そしてミニョンは本当にチュンサンに似ているだけの男性なのだろうか?チュンサンと、外見だけでなく、細かいクセまでがあまりにも似たミニョンへの疑問は、感情を中心に流れる三角関係に劇的緊張感と好奇心を呼び覚ます材料として使われる。


5.冬の映像、冬の叙情。

単純なストーリー中心のドラマを逸脱する撮影手法がドラマを彩る。都市や室内のような閉鎖的空間を抜け出し、地方の田園都市、古い学校、雪原、霧、雪の降る湖、山荘、葉の落ちた街路樹、スキー場など、冬という季節が与える豊富な映像イメージを悲しいメロドラマの上に彩色し、作品の完成度を高めると同時に審美的な映像スタイルを構築する。


〜変わらぬ愛と人に対するドラマ〜

他の名前、他の人物になっていても、その人の本質的な部分は変わらない。その愛もまた同じだ。例え世の中がどんなに早く変化していくとしても、絶対に変わることのない愛があり、そんな愛情を抱く人々がいる。このドラマの主人公のユジン、チュンサン、サンヒョクがまさにその人々だ。

このように、三人の運命的な愛の話を進めながら、同時にこの時代を生きる人々に忘れられた時と友人たちを懐かしく感じるようにしたい。そして人生に疲れた人たちの、胸の片隅にしまいこんであるかすかな初恋の記憶を呼び覚まし、わずかな慰めになれば良いだろう。これがまさにこのドラマの出発点であり、終着地ともなる。

“名前とは何だろう...バラが違う名で呼ばれるとしても、甘い香りには変わりはないことを...”(ロミオとジュリエットより)