【あらすじ】
ある日、ユジンが通う春川第一高等学校に、カン・ジュンサンという男子生徒が転校してくる。チュンサンの優れた才能は、たちまち生徒たちの話題の対象となるが、ユジンはチュンサンとのバスの中での初めての出会いの記憶があまり良いとはいえなかった。一方チュンサンは、写真の中にいる父を探していると、自分の父である人物が同じクラスのサンヒョクの父であると知ってショックを受ける。その後サンヒョクに敵対心を抱くチュンサンはサンヒョクと険悪な関係になる。そんなチュンサンを、ユジンは好奇心を抱いて見つめる。
そんなある日、ユジンとチュンサンは二度目のバスでの出会いを迎える。二人は互いに素直になれずにいる中でも、どういうわけかますます惹かれあうことになる。偶然夜道で苦境に立たされたユジンを見つけたチュンサンは、ユジンを助けることになるが、二人は警察署に連れていかれてしまう。その場で二人は互いに父がいないことを打ち明け、共感を抱き合う。
その後、チュンサンとユジンは学校を抜け出し、二人で春川を歩き回る。学校を抜け出し、
特別な時間を共有する。チュンサンは徐々にユジンに心を開き、探していた父に会ったことを話始め、ユジンに心の葛藤を打ち明ける。この日以来、二人は急速に距離を近づける。
その日の夕方、チュンサンがユジンを家の前まで見送ると、心配してユジンを待っていたサンヒョクが待っていた。サンヒョクが深刻な表情で二人を見ると、三人の間に緊張感が漂う。そこへサンヒョクの父が姿を見せるが...