【管理人お気に入りシーン】
山で道に迷ったユジンを見つけたチュンサン。誤解を解くためユジンに真心で接するシーン。
−ユジン…ここに来るべきか、やめるべきか悩んだよ。遅くな
ってしまえば、話すことすらできなくなりそうで…。俺を憎んでもかまわないけれど、俺、君に本気だったんだ。それ
だけが言いたかった。
ユジン、しばらく黙った後、二人で夜道を歩きながら。
−チュンサン、私、あなたを憎んでないわ。
−分かってる。
ユジンは笑顔を取り戻
し、チュンサンも安心したように微笑む。ユジンに手を差し伸べるチュンサン。
−憎んでいないんだろう?
チュンサンが差し伸べた手を握りしめるユジン。
−方向、分かって歩いてるの?
−不安なのか?(夜空を指さして)あそこにWの形の星座が見えるだろう?
−カシオペア?
−そうだ。そのとなりにポラリスは見える?
−ポラリス?
−北極星のことだよ。北斗七星とカシオペアの間にある大きな星。見える?
−うん、見えるわ。
−これから山で迷ったときは、一番初めにポラリスを探すんだ。
次に体を羅針盤にして、さっき山荘はカシオペアの方向にあったから、今は...
−あ、北斗七星がよく見える!
−そうだよ。だからここを下りていけばいい。
−でも星座は季節ごとに動いてしまうんじゃない?
−いいや。ポラリスは絶対にあの場所から動かない。だからどこにいても簡単に探せるんだ。これから道に迷った時は、一番最初にポラリスを探してごらん。いつもあの場所にいるから。
初雪の降った日、明洞の街をデート中のチュンサンとユジンの会話。
−今から私がする質問に全部答えるのよ。お互いの考えがどのくらい似ているのか調べてみたいの。どう?
−いいよ。
−一番好きな色は?
−白。
−一番好きな季節は?
−冬。
一番好きな食べ物は?
−う〜ん、何でも好きだけど...
−それでもその中でひとつ!
−トッポッキ。
−一番好きなフルーツは。
−おい、一緒に答えるって言っただろう?何でお前は何も言わない?
−覚えておきたいのよ。あなたの好きなもの私が全部覚えておきた
いの...それなら今度はあなたが質問してごらん。
−ああ。好きな花は?
−白いバラ。
−好きな動物は?
−犬!あなたは?
−人。
−人?誰?
−12月31日、ここで会おう。その時話すよ。
−そう、なら私も。
−何を?
−好きな動物よ!