【管理人お気に入りシーン】
作業現場でお酒を飲み、騒ぎを起こした人物を解雇すると断固たる姿勢をとるミニョンに、ユジンが事情を話し、キム班長の心情も考えてほしいと訴える場面。
−亡くなった方への一番の贈り物は、忘れてあげることです。ご存知ですか?
−では私も辞めます。キム班長は私が雇った人なので、私にも責任がありますから、私も辞めます。それならいいですね?
−チョン・ユジンさん!行き過ぎた感情移入では?
−お好きなように解釈してもらって結構です。どのみちイ理事のように非人間的な人とはこれ以上仕事をしたくありませんから。
−何だって?
−これまで、誰かを心から愛したことなどないでしょう?多分ないでしょうね。だからこんなに簡単に言えるのよ。すぐ隣で呼吸して、話していた人が、ある朝消えてしまう感じ、それがどんなものか分かります?何一つ変らないのに、ただ一人の人がいない感覚…その感じをあなたみたいな人が感じることができるの?それで胸を痛めるのがそんなにいけないことなんですか?