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日本語版 第1話  「孤独の始まり 」

【印象に残った台詞:日本語版編】

ソンジュ(声/栗山浩一):そうだ、ハン・ジョンソ、その笑顔だ

그래 한 정서, 그렇게 웃는거야.

クレ ハン・ジョンソ クロッケウンヌンゴヤ

チョンソが悲しいときでも、笑顔でいて欲しいと励ますソンジュの台詞

그래    そうだ
한 정서 【人名】 ハン・ジョンソ
그렇게 【形】 そのように
웃다 【動】 笑う
【接尾】 (現在連体形)
거야=것+이다+야の縮約形〜だろう、〜するぞ거야


【カフェ チョングク 皆様から頂いた感想】

投稿者:is
 ソンジュの回想シーンから始まる第1話、「あの人は僕より彼女を愛していたのだろうか・・・」はじめのシーンから悲しいストーリーを予感させています。先が心配です。その後子供時代になり、ソンジュと仲良くすごすチョンソの様子が本当に幸せそうで、特に2人で自転車に乗るシーンなどは初恋の甘酸っぱい雰囲気がでていて可愛らしかったです。父親の幸せを心から願って、再婚を祝福しているチョンソは本当に心の優しい、いつも人の幸せを願うタイプというのがよく分かりました。
 継母のテ・ミラの登場で物語の方向が一気に動いてゆき、特にユリの成績についてしかっていたミラに、ユリのことを思いやり思わず口を挟んでしまったチョンソがあの一言「アジュンマ(おばさん)」といってしまったことで、あんなにぶたれるはめに(ToT)あのシーン、ミラの後ろにさらに大きなミラの写真が飾ってあるのがますます恐ろしかった・・・。ミラの連れ子、テファとユリも貧しい暮らしから一転して裕福な家へとひきとられ、それぞれの反応が違うのもまた興味深いものでした。ユリはチョンソに妬みを感じ、敵意をむきだしにするタイプ。テファは心を固く閉ざし、実の父と妹にしか心を開かない・・一緒に生きてきた兄と妹でもここまで違うこともあるのかなぁ、と少し疑問が残ります。特にテファは一話ではほとんど台詞がないので、逆にあの目の演技が印象に残りました。それにしてもチョンソの父は鈍感ですね。あんなに頬を赤く腫らし、娘が泣いていても気が付かない。いくら優しくてもお父さんの鈍さには今後も悩まされます。


投稿者:うぐいすさん
  いきなりですが、テ・ミラssiから。あの6連発+1ビンタは、強烈でしたね〜(思わず数えてしまいました;)あの瞬間サイコなお方だと恐れ入りましたが、セオンマの行く末を暗示していたのでしょうか?それに、isさんもおっしゃっていましたが、あの背景の笑うミラのデカ写真、恐っ!!!お風呂での妙に優しげなセオンマも、ある意味キレてる時より恐ろしかったのは何故でしょう?チョンソも顔が引きつってましたよね?(笑)
それにしてもほんと、パパ、鈍いにも程がありますよね?鋭かったら、ドラマの面白い展開を阻止してしまう事は重々承知なんですけど、視聴者としては歯痒いばかりです。私事ですが、日本版を見た妹がどうやら『天階』に嵌ってくれそうです。
でも、「このパパ『できるかな』のゴン太君に似てるよ」と言われて以来、ゴン太君にしか見えなくなってしまって・・・
ついついパパの頭の上に黄色い帽子を連想してしまいます(ごめんなさい;)
物語初期は、とにかくイジメが辛いです。観ていて本当に胸が痛い(;;)でもこのバックグラウンドがあるからこそ、物語後半のそれぞれの人物が生きてくるんですよね。これも韓ドラの奥深いところです。これから待ち受けているであろう理不尽な展開も、違った目で見られるような気がします。
※MFS
 ソンジュオッパ(成人版)の一筋の涙です。
あれを見た時、私のブレーキは壊れました。そのまま最終話までノンストップです(笑)
(↑すみません、オリジナル版を見た時のことです)
※MFL
 「もしかしたら、あの人は僕よりも彼女を愛していたのかもしれない・・・だからと言って僕があの人よりも彼女を愛していなかった訳ではない」
ソンジュ・テファ・チョンソの3人の愛を象徴するかのような、視聴者の想像を掻き立てずにはいられないソンジュオッパのこのセリフ。最終回を見終えた時、この言葉がどう胸に響いてくるのか。今後の展開に期待大です!
(※ 同じフ○繋がりなので、「ト○ビアの泉」にあやかって MFS(私のお気に入りのシーン・・・My Favorite Scene)
 MFL(私のお気に入りのセリフ・・・My Favorite Lines) を使ってみました)

投稿者:hiroaneさん
 「もしかしたら、あの人は僕よりも彼女を愛していたのかもしれない・・・だからと言って僕があの人よりも彼女を愛していなかった訳ではない」このオープニングを日本語で聞いて、テファおっぱの切ない思いが思い出され、チョンソの生き様の中にテファの存在が深く刻まれているのだと感じました。ソンジュもそれを感じ、お互いを認め合い、一人の女性をともに愛した男同士の心を連想させますね。ただの純愛物語ではないこの作品のすばらしさを予感させます。
 うぐいすさまが書かれているように3人の愛を象徴していると思います。もっともっと深くこの「天国の階段」を理解していくために、今後の日本語吹き替え版を楽しみにしていきます。カットシーンがあるのは残念ですが・・・。

投稿者:うぐいすさん

 hiroane様がおっしゃったように、ソンジュとテファは同志なんですよね。チョンソという女性を、お互いの存在を認めた上で愛している。 韓ドラにはとかく三角関係、四角関係が付き物ですが、ソンジュ、テファ、チョンソのようにそれぞれが心底認め合い、思いやれる関係に至るのは、本当に稀有だと思います。私の中でこのドラマが他と一線を画するのも、そういう心と心の繋がりがもたらす安堵感や清涼感所以なのかもしれません。
冒頭のソンジュオッパのセリフも、3人がそれぞれの愛に矜持を持っているからこそ言えるのだと思いました。
 当初吹替えには、正直ちょっと・・・と思いましたが、字幕よりも詳しくセリフが分かるのは嬉しいですよね。一言も聞き逃したくない、もっともっと、と欲してしまう私です。
 韓ドラを見ていると、意訳ですらない、全く違った翻訳に悲しい思いをすることが時々あります。セリフ一つ、翻訳一つで、そのシーンが左右されてしまいます。願わくば、忠実に訳してください、と祈るばかりです。皆様と同じく『天階』を愛する一人として、少しでも深くこのドラマを解りたいですから。
 hiroane様のレスを頂いてああ成る程と目を開かされた思いでした。ますます冒頭のセリフに心が揺さぶられそうです。
ありがとうございました(^^) 


【韓国版と日本語版との違いは?※is勝手に比較】

☆오빠オッパの日本語訳は「ソンジュお兄ちゃん」、テファのことも「お兄ちゃん」と呼びます。
韓国語ではオッパは、妹が実の兄を呼ぶとき意外に、親しい間柄の年上の男性を呼ぶときにも
この表現を使います。日本語で「お兄ちゃん」というと、実の兄の場合がほとんどなので、少し違和感があります。
ん〜、難しいです。

☆韓国オリジナル版ではチョンソの継母テ・ミラが夫婦の寝室で涙を流す〜チョンソの父がチョンソに留学の延期を告げる〜ソンジュとチョンソがメリーゴーランドの前で再会を誓い合う:以上のシーンが時間的に 収まらなかったようで、第2話へ。オリジナル版ではこのあと、青年期のソンジュが海辺でピアノを弾くシーンにつながりますが、日本版では第1話、チョンソが父の背中で涙を流し、「留学するまで我慢するから・・・」とベッドの 中で涙を流すシーンの後、ソンジュのピアノのシーンを追加してありました。ソンジュの回想シーンが早めに登場してしまうのが少し違和感がありました。やはり、海辺のソンジュの台詞は、メリーゴーランドの前での「悲しみもない・・・」(日本語版第2話)という約束を受けてのもの、ですから。

☆番組開始時と終了時のスポンサー紹介のときのバックの映像が・・・!(ToT)



※「ost:n」は韓国版オリジナルサウンドトラックCDの曲番nを表します
経過時間目安
DVD基準

シーン

韓国オリジナル版DVD

BSフジ版
「孤独の始まり」

0分

オープニング

그것 만은... クゴンマヌンのアレンジ曲 보고 싶다ポゴシプタ/김 범수キムボムス
*短い(60秒くらい)
2分 少年、少女時代

ピアノを弾くソンジュに寄り添うチョンソ〜海辺で潮干狩り二人の笑顔の写真

Ave Maria(ost:4) Ave Maria対応曲(ヴォーカルなし、イントロのリズムはAve Mariaと似ている)
☆2人が座って語った後、チョンソがソンジュの肩にもたれる数秒が追加されています
7分 SAFE ZONE
オープン祝賀パーティ
クラシック 軽音楽
11分 チョンソの父とテ・ミラ
結婚祝いの食事会
나만의너ナマネノ
アレンジオルゴール曲
슬븐 사랑スルプンサラン(ost:9)
12分 海の家、母に別れを告げる 母の人形にキスしたところから나만의너ナマネノ(ost:7) シーンの初めから曲あり나만의너ナマネノ(ost:7)
20分 テファ、父を追う 曲세상 끝에 서있어도セーサンクッテソイッソド(ost:15)
玄関〜父去る〜戻るところまで
曲끝이 아님을イアニムル(ost:13)
玄関〜父去る〜戻る〜ユリ、ベッドではねるまで
24分 テファとユリが一緒に寝ているのを見て驚く〜仲のいい父と継母を見て微笑む 曲나마의너ナマネノ(ost:7) 曲なし
29分 迎えに来たソンジュの車に乗る Ave Maria(ost:4) Ave Maria対応曲
38分 美容室 落ち着いたピアノ曲 ギターの入った明るい曲
38分 セーフゾーンで買い物 ♪Take me to your heaven♪というサビの英語曲。女性Vocal 韓国語曲。男性Vocal
42分 往復ビンタ 頬をたたく音が大きい 小さめ
43分 ソンジュ遊園地から電話中 ロッテワールドの音響 別の曲
46分 ソンジュとユリ、スケート ロッテワールドの音響 明るい韓国語のポップス
49分 ソンジュ、チョンソの部屋へ 나만의너ナマネノ(ost:7)
〜車で帰るまで
可愛らしいオルゴール曲
〜部屋の中だけ
51分 テ・ミラとユリ窓辺で語る 虫の声の大きさ・鳴き方が違う
53分 チョンソ、父と語る (このシーンの後韓国版では5分ほど残っています) このシーンでいったん終了→DVD60分ころの海辺で回想シーンにつなげて終了
  エンディング Ave Maria(ost:4) sona「会いたい」



「韓タメ!」第1回 16oct04 うぐいすさんのレポートです(^^)

○ 韓タメニュース
 ・釜山国際映画祭閉幕(イ・ビョンホンの最新映画、過去最高額で日本に輸入)
 ・ウォンビン、日本のファンを招待しての試写会(「うちの兄貴」)
  相変わらず超小顔でかっこよかったです〜。ファンの皆様はデジカメ片手に黄色い歓声を。
   ・韓流スター写真事情
 (イ・ビョンホン チャン・ドンゴン ぺ・ヨンジュン相次いで写真集出版)
 
○ エンタメランキング
 「夢の中で白馬の王子様になって欲しい男性タレントは?」
 1位 クォン・サンウ 2位 イ・ドンゴン 3位 カン・ドンウォン 4位 ヒョンビン 5位 ソ・ジソプ 6位 ウォンビン

我らが「天階」のソンジュオッパが、並居る強豪を押えて堂々のトップでした!
「天階」の王子様イメージが根強いのでしょうか?(←韓国オリジナル版第9話に登場)
毎週様々なランキングが発表されるそうです。楽しみです〜♪

○ スター兵役問題の波紋広がる
 若手人気スター達が続々と、来年度末までに兵役につくと表明。 スターの空洞化を危惧!
 私達日本人には、なかなか実感が難しいです。 韓国の男性は背負うものが大きいんだなと、しみじみ感じました。

○ 特集「チェ・ジウの素顔」
 芸能界デビューのきっかけとなったオーディションから、家族と過ごす様子など、ファン垂涎のお宝映像満載でした。
 お父様は職業軍人。でもその厳めしそうな職業とは裏腹に、とーっても優しそうな方でした。
「映画でお前の辛そうなシーンを見ると、いつも泣いちゃうんだよ」とおっしゃってました(;;)
 お母様とジウさんは大の仲良し。目と鼻の辺りがそっくり!ジウさんを小さく、ふっくらさせたらこんな風になるのかな、という感じの方でした。家族と一緒にいるジウさんは、正しく「末っ子の甘えん坊」という感じでとっても可愛らしかったです(^^)
あ、お兄様もちらっと映ってました。でもよく見えなかった・・・。お父様、お兄様、ジウさんと3人で並ぶと背は大体同じくらい。お母様は小柄だし、あの長身は誰に似たのかな?
 日本では「清楚な涙の女王」として知られていますが、本国ではむしろ「子供っぽくて可愛い」イメージなんだそうです。しゃべり方が独特で、子供達によくマネされてるそうです。