第1話 勝手に比較
・音楽について
ほとんどの場面での音楽(インストゥルメンタルはほぼ全て)差し替えでした。全体的にインストゥルメンタルが流れる場面が日本版では少なくなっていて、韓国版は逆に印象的なBGMにはっとさせられるシーンが多いように感じます。特に動きのあるアクションシーンでの音楽が日本版では少なく感じられました。「宿命」や「悲歌」、「丹心歌」はシーンに合わせて編集はありましたが、ほぼそのまま使われていました。
・名前の呼び方
【韓国版】
ユン→チェオク 채옥아(チェオガ), 옥아(オガ), 너(ノ)
チェオク→ユン 나으리(ナウリ) ※身分の高い上官へ対しての尊敬語。王子に対する尊敬語など。
도련님(トリョンニム)※未婚の男子を少し敬う表現。
【日本版】
ユン→チェオク そち、チェオク
チェオク→ユン 従事官(チョンサカン)様
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時間 |
日本版 |
監督版 |
約1分
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ファンボ・ユンに事件の解決についてチェオク、イ・ウォネ、ペク・チュワンの3人が報告する場面。偽造私銭についての知らせが入り、席を立つファンボ・ユン。このシーンの後。 |
イ・ウォネとチェオクの二人の会話。「チェオク、お前どうして犯人が裏門から逃げ出すことを知っていたのだ?」と二人で事件について話し合う場面〜ファンボ・ユンが待ち合わせ場所に向かい歩く姿まで(正面)。
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約40秒
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キョックの大会、ユンの不在で右捕盗庁(ウポドチョン)に押されている試合中、部下を叱咤するペク・チュワン。
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部下を叱咤する場面が多く含まれている。 |
約40秒 |
右捕盗庁(ウポドチョン)の従事官の元へ許しを請いに向かうチェオク。涙を流しながらユンを庇い、罪を償おうとする場面。ひざまずき涙を流すまでの間。
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チオとチェオクとのやりとり
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約2分 |
偽造私銭調査に乗り出すことになった際、ユンのナレーションで「チェオクはキョンギドへ・・・」と入った後。 |
ナニ(セウクの娘)らと茶席にいるユンの元へ挨拶へ訪れるチェオク。チェオクの姿を見つけて彼女のそばへ歩みよるユン。道中1人で勝手な行動を取らぬようチェオクの身を案じて伝えるユン。「はい、行って参ります」とその場を去るチェオクを微笑みを浮かべながら見つめるユン。その様子を寂しそうに見つめるナニ。
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【pipiさん解説】( )内はisが追記させて頂きました。
(この場面では、)ユンとチェオクとナニの関係が分かると共に、チェオクが、「ナウリ(나으리)」ではなく、子どもの頃の呼び方で「若様(도련님(トリョンニム)」と呼びかけるのをユンが「久しぶりだな」と喜ぶシーンが入っています。チェオクが「若様」と呼ぶシーンは少なく、後半まで特別な意味あいがあるので、カットは悲しかったです。
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