第3話 勝手に比較
【音楽について】
・1話同様、instrumentalは宿命、悲歌、最後の安息所のinstを除き、全て差し替えでした。
・韓国版では所々に幼少期の回想シーンが入りますが、日本の放送ではカットされていました。
・3話後半、傷ついたチェオクの部屋を訪れるユンの場面★。ここでのユンの台詞にチェオクへの深い愛情を感じる場面がありますが、何分かカットになりましたので、下の表で心に残る台詞の一部をご紹介させていただきます。
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時間 |
日本版 |
監督版 |
数秒 |
チェオクを迎えに来たチュワンとピョンテクとの場面。一度叩かれてブツブツ言うピョンテク。 |
この後、ピョンテクがもう一度チュワンにぶたれてしまいます。 |
約30秒
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盲目を装いチェオクとチュワンを遠巻きに見つめるソンベク。
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この場面には二人が初めて出会った船着場のシーン等の回想が含まれている。
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約1分
40秒 |
ソンベク「左捕盗庁 茶母だ」という台詞の後。 |
病気の母を負ぶった若者に高麗人参を5両で渡した後、チュワンの元へ戻るチェオク。
「逃してしまいました」とチュワンに偽るチェオク。困った様子のチュワンに「1つ残っていますから」と話していると、人相の悪い二人男が現れ、
男たちは100両支払い高麗人参を買っていく。チェオクとチュワンは宿を尋ねられ、この場の宿に泊まることを告げる。「中に入りましょう」とチュワンを先に部屋へと促し、チェオクは
周囲の様子を見に出かける。
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約1分 |
チュワンと酒を酌み交わすチェオク。母と兄を思い出す場面。 |
兄との別れ、あの海岸での出来事を思い出すチェオク。父の「どんなことがあっても妹と離れるな」の言葉を思い出し、眠ってしまったチュワンの傍で1人頬杖をつき悲しそうに物思いに耽る。
(BGMは悲歌inst) |
約1分 |
捕盗庁を去ると言い出したチェオクの元を訪れるユン。部屋の前に揃えてあるチェオクの履物を見つめる場面。 |
チェヒと出会った雨の中のシーンの回想。チェヒを負ぶって雨の中、泣きながら走るユンの姿。(BGMは最後の安息所inst) |
約2分 |
チェオクの部屋で向かい合い、幼い頃抱えていた想いを打ち明けるユン。 |
★このシーンは、ユンが幼い頃周囲から蔑まれていた悔しさや、中途半端だった自分の生き方、そしてチェオクへの想いについて切々と語る場面です。ユンの台詞が2分ほど多く含まれている韓国版ではとても印象的な台詞がありました。
지금 아직도 그 아이 내 곁에 있지만
チグム アジクト クアイ ネギョッテイッチマン
난 그 아이를 위해서 아무것도 해준것이 없다.
ナン ク アイルル ウィヘソ アムゴッド ヘジュンゴッシオプタ
「今もまだその娘(チェヒ)は私の傍にいるというのに
私はその娘のために何もしてあげられない」
出会ったあの時の7歳のチェヒを思い出しながら話す大切な場面。ユンのチェオクへの深い愛が感じられる台詞で、この場面でのユンはチェオクから少し目をそらし、涙をうっすら浮かべているとてもいい表情をしています。
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