チェオクが捕盗庁(ポドチョン)の茶母であると知りながら
自分とカッチュルの命を救ってくれたことに感謝し
さらに笑顔で受け入れ、仲間にも納得させる懐の広〜〜いチャン頭領 |
チェオクの短刀の腕前を見て驚いたソンベクの部下たちは、チェオクとチュクチを仲間として受け入れる。
仲間たちが引き揚げ、二人きりになると、ソンベクがチェオクに近づいていく。
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고맙다는 말을... 하고 싶었다.
コーマプタヌン マールル ハゴ シッポッタ
목숨 을 구해줘서... 고맙다.
モクスムル クヘジョソ コマプタ
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장성백
ソンベク |
礼を...言いたかった。
命を救ってくれて...ありがとう。 |
チェオクはうつむいて微笑むと、チャン頭領が差し出した短刀を受け取る。
その短刀の一つに血がついていることに気付いてハッとした表情でソンベクを見るチェオク。
そんなチェオクを見て笑顔を浮かべ、左耳に手を当てながら
“耳をスッとかすったようだ”と話し、チェオクに背を向け歩き出すチャン頭領。
ふと立ち止まり、振り返ると...
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무슨 이유로 산채에 왔는지는...
ムスン イユロ サンチェエ ワンヌンジ
중요하지 않다.
チュンヨハジ アンタ 지난 일은... 모두
잊어라.
チナンイルン モドゥ イジョラ
(♪悲歌 Instrumental)
산채에서
정을 나누며
サンチェエソ チョンウル ナヌミョ
오래도록 같이 살았으면 좋겠어..
オレドロク カッチ サラッスミョン チョーケッソ
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장성백
ソンベク |
どんな理由で山砦に来たのかは...
重要ではない
過ぎたことは...全て忘れろ。
山砦で情を分かち合いながら、
長く共に暮らせたらいいのにな...
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両班の娘から奴婢となり、成長してからは「茶母」として生きてきたチェオクですが、
1人の人間として尊重され、彼女を仲間として受け入れようとするソンべクの優しさに触れ、
思わず口元に笑みが浮かびます。
チェオクが潜伏捜査中であることすら忘れてしまいそうな、
チャン頭領の素敵な笑顔が印象に残る第5話終盤は、心に残る名場面です。
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