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茶母 第6話 父の剣

カマ村に戻ったハクチョルと酒を酌み交わすチャン頭領

どこかで生きているであろう妹チェヒと、この世を去った父と師匠を想うソンベク


내게 재무란 이름을 주신 아버님과...
 
ネゲ チェムラン イルムルル ジュシン アボニム クァ


내게 성백이란 이름을 주신 스승님...
 
ネゲ ソンベギラン イルムルル ジュシン ススンニム 


내가 죽으면,
 
ネガ チュグミョン


어느분에 먼저 만나뵙게 될까요?
 
オヌブネ  モンジョ マンナ ペケ デルカヨ

 

장성백
ソンベク
私にチェムという名を下さった父上と



私にソンベクという名を下さった師匠様...



私が死んだら
 


どの方に先にお会いすることになるでしょうか?



こうつぶやくソンベクを穏やかな表情で見ていたハクチョルは、席を立ち部屋から刀を手に出てくると、
ソンベクの前に跪き、“お受け取りください。いつか若様にお渡しするつもりでした”と剣を差出す。

その様子をじっと見守り続けるチェオク。
 

아버님께서 아저씨에게 드린겁니다.
 アボニムッケソ  アジョッシエゲ  トゥリンゴムニダ
장성백
ソンベク
父上が叔父様に差し上げたものです。


“かつてファン・ヨンギ師匠から手渡されたものだということです。
旦那様の夢もまたこの剣に...すべてこめられています。ようやくこの剣が主に出会えたのです”

ハクチョルの言葉を真剣な表情で最後まで聞いたソンベクは、しっかりとその手で剣を受け取ると、
白剣を取出し、“父上...”とつぶやく。
 


常に命の危険を伴う革命軍のリーダーであるチャン頭領が、
ハクチョルを前に弱い面を見せる印象深い場面です。

チャン頭領の新たな面に触れるたび、チェオクは徐々にソンベクに惹かれていきます。
さらにソンベクが手にした“墨發”の書を目にしたチェオクの心に、
もしかしてソンベクは、生き別れた自分の実の兄チェムではないかとの考えが浮かびます...