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茶母 第8話 山の砦 頭領の部屋で

チャン頭領の元へ駆けつけたチェオク、“討伐隊が来る”と告げる

ポドチョンの茶母であることを打ち明けたチェオクだったが、
既にチャン頭領がその事実を知っていたことに気付き、“知っていたのか”と愕然とする。


 
 

지난 일은...다 잊어라 하지 않았더냐.
 
チナン イルン ター  イジョラ  ハジ アナットニャ


무슨 이유로 산채에 왔는지..
ムスン  イユロ   サンチェエ ワンヌンジ


중요하지 않다고.
 チュンヨハジ  アンタゴ


(チェオクを見つめ)


돌아오기를 기다렸다... 함께 가자.
 トラオギルル    キダリョッタ    ハムケ カジャ

 

장성백
ソンベク
過ぎたことは全て忘れろと言ったであろう?


どんな理由で山砦へ来たのかは


重要ではないと...

 


戻るのを待っていた。共に行こう。

チェオクは剣を抜き、ソンベクに突き付ける。

“一体お前は何者だ?”


 
우리가 서로
ウリガ ソロ...


칼 끝을 겨누어야 할 사이 였더냐?
 カルクットゥル キョヌオヤ ハ
  サイ  ヨットニャ?

 

베거라...
 ペーゴラ 


나는 화적대 두령이고,

ナヌン ファジョクテー トゥリョンイゴ 

넌 포청의 다모다.
ノン ポチョンエ  タモダ

 

장성백
ソンベク
私たちは互いに



剣を向け合う仲だったのか?

 

斬れ...



私は盗賊隊の頭領で、



お前は捕盗庁の茶母だ。


“함께 가자”(共に行こう)、そして“베거라(斬れ)”。
この二つの言葉を伝える時のチャン頭領の表情が、チェオクをますます切なくさせてしまい...
結局チェオクはソンベクを斬ることができません。
二人が涙を流しながらポツリポツリと会話を交わす、悲しく美しい場面です。