Chuno stories


韓国ドラマ"推奴(チュノ)" あらすじ 第14話
 



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::: 第14話 :::

어떻게 나라를 세울지가 아니라, 어떤 나라를 세울것인가,
オットケ ナラルル セウルジガ アニラ  オットン ナラルル セウルゴッシンガ

그것은 먼저 논의하지 않습니까?
クゴッスン モンジョ ノヌィハジ アンスムニッカ

“どのように”国を建てるかではなく、“どんな”国を建てるか、
そちらからまず論議しませんか?
 


ソン・テハからチョソンビへの言葉
 


【ヘウォン 市場で】

市場に買い物に出たヘウォンは、雑踏の中でふと目線を移した先で女性と反物を見ている一人の男性の横顔に釘付けになる。懐かしいその横顔は、間違いなくテギルだった。テギルが生きていたのだ。失ったとばかり思い、長い間面影だけを胸に抱き続けてきたテギルの姿を見つめながらも、声をかけることすらできず、テギルの生存に喜び、涙を流すヘウォン。何かを察したテギルがヘウォンの方へと振り返るが、ヘウォンは咄嗟に姿を隠した後、テギルが女性と共に歩き出す後姿を静かに見送る。

−生きていらしたのですね感謝いたします生きていて下さって、感謝します...幸せそうで、感謝いたします

 
【オッポク 奴婢仲間と指定の場所へ】

再び“上の方”からの指示を受けたオッポクは、銃の練習を積んだ仲間を連れ指定の場所である山中へと向かう。オッポクを慕うチョボクは、現地で危険なので先に山を下りるようにとオッポクに指示され、しぶしぶ山を下り始める。チョボクは道中両班の姿をした男たちとすれ違い、その人数の多さに愕然とし、すぐにオッポクらのいる場所へ向かい走り出す。オッポクらが銃で狙う両班の韓服を身にまとった男性たちは、清国のヨンゴルテの遣いの者たちだった。事情を知るはずもないオッポクらは、刀を持った武士数人に追われ危機に陥るが、チョボクの助けで窮地を脱する。

 
【チェ将軍 ワンソンを追う】

テギルと別れ宿へと戻ったチェ将軍は、待っているようにと言ったワンソンがその場にいないことにショックを受け、ワンソンの向かったはずの場所へと急ぐ。

 
【文官と武官】

皆を集めたチョ学士は、各自が会う人物の名前の書かれた紙と旅費を渡す。紙に書かれた名前に目を通したテハ。

テハ:見覚えのある名前もありますが

チョ学士:そうであろう。中には官職から退いた人物もいるからだ

テハ:彼らは皆、共に戦うと言っているのですか?

チョ学士:その通りだ。ソッキョン様だけが王室の嫡流。大義と名分は確かであろう

テハ:今は嫡流や大義名分は重要ではないと思います

チョ学士:建国にこれ以上何が必要だと申すのだ?一斉に挙兵してこそ、腐敗した王と重臣らを追い出すことができるのだ!

テハ:“どのように”国を建てるかではなく、“どんな”国を建てるか、そちらからまず論議しませんか?

チョ学士:“どんな”国だと?皆ソヒョン世子の志に従うだろう

テハ:その志とは何でしょうか?

チョ学士:知らぬと申すのか?

テハ:確認しているのです 

チョ学士:法制、外交、軍事など1つ2つではないことを、今開国の功臣になるであろう者たちを前にして全て言えと?

テハ:開国功臣もまた臣下でございます。臣下は王の志に従わなければならないというのに幼いソッキョン様がどのような志を抱いて我々を導かれると言うのです?

チョ学士:我々がそうできるようにお育てすればよい。真の君主を作ることもまた臣下の道理ではないのか?...ソン将軍、世子をお守りするのは我々しかおらぬ。立派な君主にお育てすればよいのではないか?

テハ:ひとつだけお伺いします。皆が遠征中、ソッキョン様はどうされますか?

チョ学士:当然私が守ることになるだろう

テハ:ソッキョン様は、私がお仕えします

二人の間に開いた大きな溝は、その場にいる部下たちを不安にさせていた。

 

【ワンソン テハが滞在する書院へ】


単独行動を始め、とうとうテハの姿を目にしたワンソンは、500両を手に入れるのも時間の問題だと察し、興奮しながら弓をかまえるが、テハは大勢の部下に囲まれて狙いを定めることができない。

【テハ 部下の声に耳を傾ける】

部屋を出て熟考を続けるテハの元へ、部下たちが集まってくる。

ハンソム:どうも様子がおかしいです。彼らはソッキョン様を利用して官職に就く考えのようです

クァンジェ:行く先々で兵士や資金を集めたとしても、駐屯や編制はどうしろと言うのです?兵士の数も、作戦も知らないまま戦場に身を投じろと、そういうことではありませんか?

黙ったままのテハの言葉を待つ部下たちだが、テハは一言も返事を せず考えをまとめ続ける。

ハンソム:どうして何も仰らないのですか?制度を変える革命より、思考を変える革命が先だと仰いませんでしたか?

テハ:やめろ

ハンソム:挙兵したとしたら、我々に昔の同僚を殺せと言うことですか?“真の革命とは、刀を置いた時から始まる”と仰いませんでしたか?

テハ:重要な時期だ。我々の内紛は避けたい。彼らも味方ゆえ、合意点を探さなければ

ハンソム:私もそう願います。ですが、見つかるでしょうか?文官というのは、武官を利用しては捨てるというではありませんか

このハンソムの言葉に振り返るテハ。

テハ:我々は皆師匠の弟子だ。口を慎め

ハンソム:できません。汚名を着て一人生き残ったのは、こんなことをするためではありません。チェジュから一人生き残って脱出したのは、文官たちに利用されるためではないということです!

テハ:ハンソム彼らと自分とは考えが違うと言うのだな?

ハンソム:そうです

テハ:自分と違う考えは、全て間違った考えなのか?

テハの言葉に息を呑むハンソム。 

テハ:自分と異なるからと、それが誤りだと考えてはならぬ。忘れたか?我々はその考え方こそ最も警戒しなければならないことを


【テハ ヘウォンの待つ部屋へ】

部屋に戻ると、物思いにふける様子のヘウォンを案じるテハ。ヘウォンは市場での出来事を話すことができないまま、昼食の支度のために炊事場へと向かう。テギルとの思い出が脳裏に鮮明に蘇り、炊事場で座り込み涙を流すヘウォンだった。涙を拭いて部屋に戻り、テハに昼食を用意するヘウォン。そんな彼女にテハが突然質問を投げかける。

テハ:どんな国で暮らしたいですか?

ヘウォン:はい?

テハ:朝鮮が、どんな国ならいいですか?

ヘウォン:もしや皆さんと、その事で揉めていらっしゃるのですね?

テハ:違います。この世を変えると、豊かな朝鮮を作ろうなどと言っていますが、具体的に何か目標を立てるまでは、全てが空虚な言葉遊びのようではありませんか...

ヘウォン:私は、女の道理だけ教えられて生きてきました。人としての生き方でなく、女としてどのように振舞うのかだけ教えられました。まさかそんな私に、答えを求めているのではありませんよね?

テハ:答えを求めているのです。私に一番身近な人が幸せに暮らせるのが、良い世の中なのではありませんか?

誠実で、温かいテハの言葉に、ヘウォンは胸を熱くする。

ヘウォン:私が生きてきた中で聞いた言葉で、一番怖かった言葉が何か分かりますか?“世の中は変わらない”という言葉です。“この世は変わらぬものだから、何か成そうと考えるな。何も夢見るな。ただ死んだように生きろ”...そんな言葉を言う必要がない世の中であればと思います。

テハ:人々が皆、そんな考え方をしなければいいのです

ヘウォン:召し上がってください。この世のどのような偉業も、ご飯一膳から始まります

笑顔のテハを見つめながら涙を浮かべるヘウォンだった。


【ワンソン チョルンに遭遇】

一人ではテハを捕らえることは難しいと考えたワンソンは、一旦現場を離れようとする。ところがそんなワンソンの後ろに、テハの居場所をつきとめたファン・チョルンが近づいてくる。背後に人の気配を感じたワンソンは身構えるが、チョルンは容赦なく斬りつけてくる。ワンソンが危険にさらされている頃、チェ将軍とテギルがそれぞれワンソンの姿を探し、 町中を疾走していた。しばらくしてチェ将軍がワンソンの持ち物を見つけると、そこには血痕もあることに衝撃を受ける。ところがワンソンの姿がないために、 地面に残された血の跡を辿りワンソンを捜し続ける。

【テハ チョ学士に進言】

チョ学士:それで、私の言葉には従えないということか?

テハ:従いますが、慎重にすべきだということです 

チョ学士:我々にはもう時間がない。チェジュ島の件が朝廷に伝わればたちまち国中の兵を率いて我々を捜すだろう。そのときが来れば、我々は同志も集められず生涯逃亡者として生きることになるのだ!

テハ:すでに朝廷には知られているはず

チョ学士:なぜそんなことが!まだ報告が届くような時期ではないはずだ

テハ:ファン・チョルンが来ました...

ハンソム:チェジュ島に現れ、ソッキョン様を殺そうとしました

チョ学士:ならば、ファン・チョルンが左議政に報告したということなのか?

テハ:我々がどう動くのか、あちらも読んでいるでしょうから、急いで挙兵するのは命取りになりえます。

チョ学士:ならば余計に時間はない!明日、日の出と共に皆出発せよ!この一度の遠征で、すべてを調達せねばならん

テハ:焦ると失敗します!

チョ学士:焦りで進める事ではない!これまで数年間、師匠が計画されたことだ。私ではなく師匠だ!分かったか!私が何か言えば師匠の言葉だと思え!

チョ学士が激高する姿に、テハは言葉を失い、従わざるを得ない状況になってしまう。


【テハ 部下らと】

クァンジェ:どうしますか、将軍?

テハ:...皆、遠征してくれ

ハンソム:師匠の命令というのが、嘘かもしれません

テハ:我々が一歩譲らなければならぬ。しかし一度の歩みで全てを完備することはできないだろう。各自任された場所で、動員できる軍兵と軍備を把握するよう努めよう。全体的な規模が掴めれば、編制が可能か見えてくるはずだ

ハンソム:編制が不可能ならどうされますか?

テハ:恐らく不可能だろう

ハンソム:はい?

テハ:彼らも我々の同志ではないか?不可能な理由を知らせて、また計画を練り直さなければな


【夜 山中】

仲間同士で合図をするために使っていた花火が夜空を赤く染める様子を目にしたチェ将軍は、ワンソンの居場所の大きな手がかりになる花火があげられた地点に向かい山の中を駆け抜ける。宿に戻ったテギルもまた、その花火を見て迷わず駆け出す。

 
【ヘウォンとテハ】

ヘウォンはテハへ奴婢だったことを打ち明けようと決心し、枕を並べて隣に眠るテハに声をかける。

ヘウォン:私話したいことがあります

テハ:話してください

ヘウォン:私言えなかった事が、ずいぶん多いのです。私は実は実は

 

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