失われた記憶の中の苦痛に追われるかのように、繰り返す悪夢に苦しめられるハウン。ハウンへの愛情を抱えながら苦しむウナ。ウナはハウンとの愛を確かめようとするが、ハウンは自分の感情を呑み込み、兄として接し続けようとする。
ハウンの誕生日の朝、ウナはハウンの誕生日を祝う食事をそろえて家を出てしまう。連絡を受けたハウンは、ある場所を目指してウナを探しに飛び出す。幼い頃の二人の思い出の場所である灯台の前でウナを見つけたハウン。この場所で、二人は抑え続けてきた愛を確かめ合う。
一方、新聞に掲載された婚約記事を見てシニョクに会いに向かったカンジュは、シニョクが無表情のままに差し出した指輪を見て、シニョクの心がますます見えずに苛立ちが募る。シニョクは仕事上でも同じように心の内を見せず、反対する労組員らを無視したまま、淡々と組織改編を推し進めていた。競争相手として対抗していたチヌは、父から受け継いだ戦略で、シニョクをライバル視しながらプロジェクトを推進する。
イム・デシク事件の捜査を終結しろとの署長の指示にもかかわらず、ハウンはチェ・ドンチャンが供述した列車の時刻に矛盾を発見し、さらに事件を追い続ける。ハウンの捜査班のキョン班長は、事件の鍵を握る、ヤン・マンチョルという人物に会うために江陵刑務所を訪れるが…。 |