亡くなったとばかり考えていた先輩刑事ユ・ゴナの息子カンヒョクがまさにソ・ハウンだという事実を知ってしまったキョン班長は、興奮と喜びを隠せないまま、ハウンに会って事実を伝えるためにソウルへと急ぐ。
しかし、すでに事件の核心に近づいているハウンらの存在を察知したチェ・ドンチャンの部下の1人がキョン班長を尾行していた。チェ・ドンチャンの部下は、ハウンの姿を見つけて早足で歩くキョン班長に、無情にもナイフを突き刺す。異常に気づいたハウンが顔色を失い駆けつけるが、キョン班長は致命的な怪我を負わされ、意識が戻らぬまま手術室へと運び込まれる。
イ・テジュン議員とチョン・サングクから、ヤン・マンチョルの口封じをするよう指示を受けたチェ・ドンチャンは、ヤン・マンチョルの妻を脅迫し始める。
一方、ウナがシニョクが副社長を務める武陵建設の就職試験に合格したとの吉報を受けた喜びもつかの間、ハウンに魔の手が忍び寄る。ハウンは汚職刑事との罪を着せられ、とうとう逮捕令状が出されてしまう。全てのことにチェ・ドンチャンが関わっていることを直感したハウンは、事件の鍵を握るであろうヤン・マンチョルに会うために江原道(カンウォンド)に行くことを決心する。キョン班長が大切に抱き続けてきた20年前の捜査日誌を手にして…。 |