オージュギョ　ヨージュゴ
오즉여 여즉오,

吾則汝 汝則吾

ナヌン　ノゴ　ノヌン　ナラ
나는 너고 너는 나라.

私はそなたで　そなたは私だ
　

チニとウノの仲を知ったウノの母は、両班である自分の息子ウノと恋仲になった芸妓チニに腹を立て、息子の制止も聞かずに教坊へと押しかけていく。チニはウノの母に侮辱され、悔しさのあまり思わず言葉を返すと、ウノの母はさらに激高し、近くにあった熱湯を汲み、怒りに満ちた表情でチニへと歩み寄る。その場に現れたペンムは咄嗟にチニを守ろうとチニを抱き、自らが背中に火傷を負う。ペンムは痛みに耐えながら、丁重にウノの母に謝罪すると、ウノの母は落ち着きを取り戻してその場を去る。ウノとの愛は世間には到底許しが得られぬと痛感したチニは、その日を境にウノを忘れるため、修練に打ち込む。

妻から息子ウノのことを聞かされたキム判書は、一時の遊びだと一笑に付す。ウノの婚約相手のカウン の元にも教坊での件が伝わり、この一件でカウンとウノの婚約を破談にすると憤る母を、カウンは説得し、チニを呼び出す 。ウノを慕うカウンは、チニに、二人の無謀な恋がウノにどんな災いをもたらすか と話し、彼をあきらめるようにと警告する。

一方都城で出会ったペンムの教坊の童妓チニの自信に満ちた姿が忘れられないメヒャン。メヒャンとペンムのかつての師匠だけが、唯一舞うことができた幻の 鶴の舞を、師匠は自分ではなく、ペンムに受け継がせたことをプヨンへと話す。ペンムが松都の童妓らに幻の 鶴の舞を伝授しているのではないかと考えたメヒャンは、女楽競演で、もしものことがあってはならないと、権力者を利用する策略をプヨンに伝えるが...。

　

あらすじ第4話／あらすじ第6話